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アーシス

アメリカ合衆国のメロディックデスメタル/テクニカルデスメタルバンド ウィキペディアから

アーシス
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アーシス (Arsis) は、アメリカ合衆国バージニアビーチ[1]出身のメロディックデスメタル[1]/テクニカルデスメタル[1]バンド。当初は中心人物であるジェームス・マローンのソロプロジェクト的な扱いで、バンドメンバーにはドラマーのマイケル・ヴァン・ダインが在籍するのみであった。しかし、2006年以降は通常のバンド形態へと移行している。

概要 アーシスArsis, 基本情報 ...
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略歴

要約
視点

2000年に、マサチューセッツ州ボストンバークリー音楽大学に在籍するジェームス・マローン (VoG)とマイケル・ヴァン・ダイン (Ds)によってデュオとして結成[1]。一時期スコット・シギーン (B)が参加するも、スコットは短期間で離脱しており、ジェームスとマイケル、2名のみをメンバーとして活動を継続する。スコットの脱退を受けて、ジェームスはベースも兼任している。また、2001年頃に在籍したケイティ・バーク (G)も短期間で脱退。同年に1stデモ『Demo 2001』をリリース[1]。同デモには、スコットとケイティがゲスト参加している。翌2002年に2ndデモ『Demo 2002』をリリース[1]

その後、ペンシルヴァニア州ウィローティプ・レコードと契約[1]2004年に1stアルバム『A Celebration of Guilt』をリリースしデビューする[1]2005年には1stEP『A Diamond for Disease』をリリース。同EPでは、ドスのイアル・レヴィがプロデューサー及びレコーディング・エンジニアとして参加している。同年には、セッションメンバーを迎えてツアーも敢行[1]2006年に2ndアルバム『United in Regret』をリリース[1]。同アルバムには、ドスのエミル・ウェスラー (G)と、のちにベーシストとしてアーシスに加入するノア・マーティン (B)がセッション参加していた。その後、5年ぶりの新メンバーとしてジョナサン・フリック (G)が加入。翌2007年には、2本のデモを収録した編集盤『As Regret Becomes Guilt』をネガティヴ・イグジステンスからリリース。同年には、初期からバンドを支えてきたマイケルが学業に専念するため脱退[1]。これを受けて、新ドラマーにダレン・チェスカ (Ds)が加入[1]。また、この頃までにジョナサンが脱退しており、ライアン・ナイト (G)とアーシスのアルバムでセッション経験のあるノア・マーティン (B)が加入している[1]。これにより、今までデュオだったバンドが4人体制へと変化した。

ドイツの大手ヘヴィメタルレーベルニュークリア・ブラストに移籍し、3rdアルバム『We Are the Nightmare』を2008年にリリース[1]。同アルバムは、キングレコードより日本デビュー盤として発売された。しかし、この時の体制は長続きせず、ノアとダレンは早々に脱退[1]。ライアンも2008年に加入したザ・ブラック・ダリア・マーダーのために脱退している[1]。結局、ジェームス以外のメンバーが総入れ替えとなり、マイケル・ヴァン・ダイン (Ds)が復帰し、ニック・コードル (G)とナサニエル・カーター (B)が新加入した[1]。当初、ニックはベーシストとして加入するはずだったが、ライアンの脱退を受けてセカンド・ギタリストを担当することとなった[1]。ニックとマイケルは2008年に加入したが、ベーシストの選定に時間がかかり、オーディションを経てナサニエルの加入が2009年8月に決定した[1]2010年に4thアルバム『Starve for the Devil』をリリースするも、ナサニエルが早々に脱退しノア・マーティン (B)が復帰。2012年に入り、ニックがアーチ・エネミー加入のため脱退[2]。マイケルも同時期に脱退している。ショーン・プリースト (Ds)とブランドン・エリス (G)が加入。2ndEP『Lepers Caress』、2013年には5thアルバム『Unwelcome』をリリースした。

2018年2月、ポーランドアゴニア・レコードとの契約を発表した[3]。なお、北アメリカから南アメリカについては、これまでと同様ニュークリア・ブラストからリリースされる[3]

2019年4月、ギタリストのブランドン・エリスに代わってテイラー・ワシントンの加入が発表された[4]。この報告の中で、テイラーはブランドンの代役として、少なくとも2018年11月ごろよりライヴ参加していたが、今回正式に加入が決定したとのことである[4]。なお、ブランドンは元メンバーであるライアン・ナイトの後任として2016年にザ・ブラック・ダリア・マーダーに加入しており、同バンドへの加入後に脱退したメンバーはライアンに続き2人目となった[4]

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メンバー

現メンバー

バンドの中心人物。サイド・プロジェクトのネクロマンシング・ザ・ストーンでも活動。
  • テイラー・ワシントン (Taylor Washington) - ギター (2019 - )
パラディン、サイバリティックでも活動。
  • ノア・マーティン (Noah Martin) - ベース (2007 - 2008, 2010 - )
ストラクチャ―・オヴ・インヒューマニティ、エイヴィアン、ダーク・エンパイア、リリトゥなどでも活動。
  • ショーン・プリースト (Shawn Priest) - ドラムス (2012 - )

旧メンバー

  • ケイティー・バーク (Kathy Burke) - ギター (2001)
  • ジョナサン・フラリック (Jonathan Fralick) - ギター (2006 - 2007)
  • ライアン・ナイト (Ryan Knight) - ギター (2007 - 2009)
ザ・ブラック・ダリア・マーダーに加入した後、脱退した。
  • ニコラス・"ニック"・コードル (Nicholas "Nick" Cordle) - ギター (2009 - 2012)
アーチ・エネミーに加入した後、脱退した。
  • ブランドン・エリス (Brandon Ellis) - ギター (2012 - 2019)
ザ・ブラック・ダリア・マーダーに加入した後、脱退した。カンナビス・コープス、ストラクチャー・オヴ・インヒューマニティなどでも活動。フィントロールサイロシスのライヴ・ミュージシャンを務めたこともある。
  • スコット・シギーン (Scot Seguine) - ベース (2000)
  • ナサニエル・カーター (Nathaniel Carter) - ベース (2009 - 2010)
  • マイケル・ヴァン・ダイン (Michael Van Dyne) - ドラムス (2000 - 2007, 2009 - 2012)
  • ダレン・チェスカ (Darren Cesca) - ドラムス (2007 - 2008)
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ディスコグラフィー

アルバム

  • A Celebration of Guilt (2004)
  • United in Regret (2006)
  • We Are the Nightmare (2008)
  • Starve for the Devil (2010)
  • Unwelcome (2013)
  • Visitant (2018)

コンピレーション

  • As Regret Becomes Guilt (2007)
デモを収録した編集盤

デモ・EP

  • Demo 2001 (Demo, 2001)
  • Demo 2002 (Demo, 2002)
  • A Diamond for Disease (EP, 2005)
  • Lepers Caress (EP, 2012)

脚注

外部リンク

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