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アーニングインデックス

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アーニングインデックス(Average Earnings Index)とは、競馬において種牡馬の成績を表す指標の1つで、種牡馬ごとの産駒の平均収得賞金額の大小を表す[1]。略してAEI、またはEIとも記述される。

全競走における競走馬1頭あたりの収得賞金に対する、ある種牡馬の産駒1頭あたりの収得賞金の比率をあらわしたもので、以下の数式で表される[1]

 (産駒の総収得賞金)/(産駒の出走頭数)  ÷  (全出走馬収得賞金)/(総出走頭数)  

1が平均値となり、1より大きい場合は産駒1頭あたりの獲得賞金が平均より多く、1より小さい場合は産駒1頭あたりの獲得賞金が平均より少ないことを表している。種牡馬リーディングは出走産駒の総収得賞金で順位が決まるため、産駒が多いほど有利になるが、アーニングインデックスは産駒の平均の質を評価するものである。

持込馬外国産馬などを中心に、産駒の日本国内での出走頭数が少ない種牡馬については、1頭の産駒の活躍により、AEIが極端に大きな値となる場合がある。例えばSharrood[2]の日本における中央・地方合計AEIは1993年度が95.00、1994年度が95.43である[2]。これは日本で出走した唯一の産駒ビワハヤヒデ[3]菊花賞天皇賞(春)などを制して2年間で8億円以上を稼いだ[3]ことによる。同様に1992年度のMajestic Light[4](出走産駒はニシノフラワー[5]のみ)や、2003年度のPleasant Tap[6](出走産駒2頭のうち1頭がタップダンスシチー[7])なども、AEIが50を超える値となっている。

以下に2004年度の日本(サラブレッド総合、平地 + 障害)のリーディングサイヤーランキングとアーニングインデックスを掲載する。

さらに見る 順位, 種牡馬名 ...
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脚注

関連項目

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