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ウォルター・アファナシェフ

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ウォルター・アファナシェフ
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ウォルター・アファナシェフ(Walter Afanasieff、ロシア語: Владимир Никитич Афанасьев1958年2月10日 - )[1]は、ロシア系アメリカ人音楽プロデューサーソングライターグラミー賞を何度も受賞している。

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ウォルター・アファナシェフ (2011年)

1990年のデビューから1997年までの7年間、マライア・キャリーの作品にプロデューサー、ソングライターとして参加していたことで有名。1999年にセリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」でグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーを獲得、2000年にはプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを獲得している[2]

マイケル・ジャクソンホイットニー・ヒューストン、タリア、ライオネル・リッチールーサー・ヴァンドロスジョージ・ベンソンデスティニーズ・チャイルドケニー・Gマイケル・ボルトントニ・ブラクストン、ダレン・ヘイズ(サヴェージ・ガーデン)、アンドレア・ボチェッリジョニー・マティスケニー・ロギンスバーブラ・ストライサンドクリスティーナ・アギレラリッキー・マーティン、マーク・アンソニー、ミーカベイビーフェイス、ジョシュ・グローバン、ジョーダン・スパークス、ティナ・アリーナ、ララ・ファビアンとレオナ・ルイスなどの曲を共作・プロデュース。

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人物及び略歴

ウォルターは、ブラジルサンパウロで、ロシア人夫婦ニキータとタチアナのもとに生まれる[1]

父はレニングラード出身、母はハルピン出身。1950年代初期にブラジルで出会った[3]。 高校の卒業作文に「エマーソン、レイク&パーマーのキース・エマーソンよりもうまく書いて演奏する」と書いていた。

1980年にジャズ・バイオリン奏者のジャン=リュック・ポンティと共演を始めた。後にThe Warriors[4]をギターのJoaquin Lievanoと結成、1980年代の主要なプロデューサー、ナラダ・マイケル・ウォルデンの下で腕を磨き、プロデューサーとなった[5]

1985年ホイットニー・ヒューストンのデビュー・アルバム『そよ風の贈りもの』にキーボードで参加、大ヒットした。

この時期に007シリーズ映画『007 消されたライセンス』の主題歌(グラディス・ナイト)をウォルデンと共作・制作。[6]

1997年映画『タイタニック』主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(セリーヌ・ディオン)が最大のヒットを記録した曲のひとつである[2][7]。 他にもディズニー映画『美女と野獣』、『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」、『ノートルダムの鐘』などに携わった[2]。 1997年の映画『ヘラクレス』のマイケル・ボルトン『Go the Distance』はアカデミー賞にノミネートされている。

レコーディングではキーボード、シンセサイザー、ドラム・プログラミングを担当。日本のドラマー、村上 “ポンタ” 秀一は自伝でウォルター・アファナシェフのドラム・プログラミングを手放しで褒めたことがある。

彼のキャリアを語る上で最も重要な仕事として、1988年-1998年にかけてのマライア・キャリーとの共同作業が挙げられる。中でも、マライアと共同プロデュース及び共作し、すべての楽器演奏も担当した「ヒーロー」は、『ミュージック・ボックス』からのセカンドシングルとしてリリースされ、1993年12月25日付のBillboard Hot 100で1位となった。最終的に4週連続で1位を獲得し、マライアの代表作となるとともに、コンサートのラストを飾る定番曲となった[8]

マライア、ボーイズIIメンとは「ワン・スウィート・デイ」も共作、1996年に16週間(4か月)トップになり、グラミーのRecord of the Year、Best Pop Collaboration with Vocals、ASCAPの Song of the Yearを受賞。

2012年、マライア・キャリーと15年ぶりに共作した[9]

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受賞

ディスコグラフィ

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楽曲群

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参照

リンク

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