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エアゼータ

韓国の貨物航空会社 ウィキペディアから

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エアゼタ (AIRZETA) は、韓国貨物航空会社である。大韓民国初であり、かつ唯一の国際貨物事業航空会社である。

概要 IATA KJ, ICAO AIH ...

(但し、旅客便を運航している大韓航空も貨物便を運航している。)

設立当初の社名はエアインチョン(Air Incheon)であったが、2025年8月にアシアナ航空(ASIANA AIRLINES)の貨物事業との統合により、現在のエアゼタ(AIRZETA)に社名を変更した。

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歴史

  • 2012年1月 : 会社設立。
  • 2013年2月11日 : 初号機を受領。
    • 02月26日 : 韓国・国土海洋部(現・国土交通部)から「国際貨物航空運送事業免許」の航空運送事業許可 (AOC) を取得。
    • 03月05日 : ソウル/仁川 - ユジノサハリンスク線(チャーター便) 就航。
    • 03月23日 : ソウル/仁川 - 東京/羽田線(チャーター便) 就航。
    • 03月 : ソウル/仁川 - ウランバートル線 就航予定。
    • 07月以降 : ソウル/仁川 - 青島線、複数の日本中国極東ロシア路線を順次拡大予定。
    • 11月 : 2号機を受領。
  • 2014年4月21日 : ソウル/仁川 - 東京/成田線 就航[1]
    • 4月30日 : ソウル/仁川 - ユジノサハリンスク線 就航[2]
    • 5月08日 : ソウル/仁川 - 煙台線 就航。
  • 2024年 : 大韓航空によるアシアナ航空合併に関するEUの統合審査条件として、アシアナ航空貨物事業の売却先としてエアインチョンが優先交渉権者に決定[3]後、売却基本合意書を締結し[4]、EUの統合審査が最終承認された[5]
  • 2025年8月1日、アシアナ航空の貨物部門を買収し、会社名およびブランド名をエアインチョンから、エアゼタに変更[6]
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運用機材

貨物機という特性上、平均機齢は約24年と韓国の航空会社ではもっとも長い。
前述、大韓航空によるアシアナ航空統合による業界再編により、アシアナ航空貨物部門買収によりアシアナ航空運用貨物機747-400貨物型機10機と767-300F型機1機を運用要員込みで取得した[7][8]が、いずれも20年以上運用されている経年機のため、将来的に777-300ERSF型機導入検討していたが型式認証取得遅延もあり、777F型機やA350F型機も導入検討対象機種に入っているとした[9][10]
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仁川国際空港に着陸するエアゼタのB737-400SF

就航都市

  • 定期便として下記就航都市へ運航しているほか、チャーター便として日本では新千歳羽田関西への飛来実績もある[11]
前述、大韓航空・アシアナ航空の統合による業界再編に伴い、アシアナ航空から貨物機が移管され、同機材にて2025年中に北米路線就航を計画しており、米運輸省に米国4路線運航認可申請を提出している[12][13]

脚注

関連項目

外部リンク

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