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エウテルペー

ギリシア神話に登場する文芸の神。ムーサイの1神。抒情詩を司る ウィキペディアから

エウテルペー
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エウテルペー古希: Εὐτέρπη古代ギリシア語ラテン翻字: Euterpē)は、ギリシア神話女神で、9柱の文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱である。抒情詩のムーサ。長母音を省略してエウテルペとも表記される。

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ムーサであるエウテルペーとウーラニアー。ポンペオ・バトーニ(1708-1787)の『アポロンと二人のムーサ』より部分。

「喜ばしい女」の意で、古代ギリシア語の「Ευ(ふさわしい)」と「τέρπ-εω(喜ばす)」から。

ゼウスムネーモシュネーの娘であり、カリオペークレイオーメルポメネーエラトーテルプシコラータレイアポリュムニアーウーラニアーと姉妹[1][2][3]。各ムーサイに役割が与えられた時に「快を与えるもの」として性格付けられ、後には抒情詩のムーサとされた。アウロスないしはフルートを持った姿で描かれる。

アウロスの発明者だとも言われているが、その点ではマルシュアースの方が有名である。アポロドーロスによると、エウテルペーはストリューモーン河によって身ごもり、男の子レーソスを生んだ[4]。レーソスはトラーキア人を統べることとなったが、トロイアディオメーデースによって殺害された[5][6][4][7]

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ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

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