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テルプシコラー
ギリシア神話に登場する文芸の神。ムーサイの1神。合唱、舞踊を司る ウィキペディアから
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テルプシコラー(またはテルプシコレー[注 1]、古代ギリシア語アッティカ方言: Τερψιχόρα、アッティカラテン翻字: Terpsikhórā、イオーニア方言: Τερψιχόρη、イオーニア方言ラテン翻字: Terpsikhórē、「踊りの楽しみ」の意。)は、ギリシア神話に登場する女神で、文芸を司るムーサたち(ムーサイ)の1柱である。

概要
すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーと姉妹[2][3][4]。
「合唱」「舞踊」を司る。絵画等に描かれる際の持ち物は、竪琴だが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。
河神アケローオスとの間にセイレーンたちをもうけたとする説があるが[5]、通常はメルポメネーとされる[6]。またリノスや[7]レーソスの母とされることもある[8]。
ギャラリー
- ジョヴァンニ・バリオーネ『テルプシコラー、舞踊を司るムーサ』(1620年) アラス美術館所蔵
- ジュゼッペ・ファニャーニ『テルプシコラー』(1869年) メトロポリタン美術館所蔵
- ヨハン・ハインリヒ・ティシュバイン『テルプシコラー』(1782年) カッセル市立美術館所蔵
- ウスタシュ・ル・シュウール『テルプシコラー』(1646年と1647年の間) ルーヴル美術館所蔵
- テルプシコラーの像 プラド美術館所蔵
- テルプシコラーの像 エルミタージュ美術館所蔵
- テルプシコラーの像 トジオ・マルティネンゴ絵画館所蔵
脚注
参考文献
関連項目
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