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エディト・マティス

スイスのソプラノ歌手 (1938-2025) ウィキペディアから

エディト・マティス
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エディト・マティス(Edith Mathis, 1938年2月11日 - 2025年2月9日[1])は、スイスソプラノ歌手。夫は指揮者ベルンハルト・クレー

概要 エディト・マティス, 基本情報 ...

略歴

ルツェルンに生まれ、生地の音楽院で学ぶ。1956年、18歳の時に同地の歌劇場でモーツァルトの『魔笛』の童児としてデビュー。1957年、同歌劇場で『フィガロの結婚』のケルビーノを歌って大成功を収める。1959年、ケルン歌劇場で『ファルスタッフ』のナンネッタで成功し、この歌劇場のメンバーになったが、1960年からハンブルク歌劇場に移った。

国際的に有名になったのは1960年以後で、ザルツブルク音楽祭の他に世界各国で歌い、1963年にはベルリン・ドイツ・オペラとともに来日して、ケルビーノで絶賛を浴びた。この世代のドイツ圏のソプラノとしてはトップクラスの美貌、それもどちらかといえば愛嬌のあるルックスも大きな魅力で、初来日時の人気ぶりは今なお語り草になっている[2]

その清澄な声による新鮮な歌い方で、モーツァルトのオペラや宗教曲を得意としており、カール・ベームヘルベルト・フォン・カラヤンらの巨匠とも数多く共演している。

後年には『フィガロの結婚』の伯爵夫人、『ばらの騎士』の元帥夫人などの気品ある大人の女性役もレパートリーとしている。

1979年よりバイエルン宮廷歌手。1992年よりウィーン国立音楽大学教授も務めている。

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脚注

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