エドウィン・B・ウィリス

エドウィン・ブース・ウィリス（Edwin Booth Willis, 1893年1月28日 - 1963年11月26日）は、アメリカ合衆国のセットデザイナー、デコレーターである。

エドウィン・B・ウィリス Edwin B. Willis
本名	Edwin Booth Willis
生年月日	(1893-01-28) 1893年1月28日
没年月日	(1963-11-26) 1963年11月26日（70歳没）
出生地	アメリカ合衆国 イリノイ州ディケーター
死没地	アメリカ合衆国 カリフォルニア州ハリウッド
職業	セットデザイナー、セットデコレーター
活動期間	1925年 - 1957年
著名な家族	ヴァーナ・ウィリス（英語版） (姉) ライオネル・リンドン（英語版） (甥)
受賞 アカデミー賞 室内装飾賞 (白黒) 1944年『ガス燈（英語版）』 室内装飾賞 (カラー) 1941年『塵に咲く花』 1946年『子鹿物語』 美術監督・装置賞 (白黒) 1952年『悪人と美女』 1953年『ジュリアス・シーザー』 1956年『傷だらけの栄光』 美術監督・装置賞 (カラー) 1949年『若草物語』 1951年『巴里のアメリカ人』 その他の賞

彼はそのキャリア中はメトロ・ゴールドウィン・メイヤーでほぼ独占的に働いており、インターネット・ムービー・データベースによると参加作品は600本を超え、そのうちセットデコレーターとしてクレジットされたものが577本、インテリアデコレーターとしてが163本、アートディレクターとしてが24本である。

アカデミー賞美術賞では通算で32作品でノミネートされ、8度受賞を果たしている。

受賞とノミネート

賞	年	部門	作品名	結果
アカデミー賞	1936[1]	室内装飾賞	巨星ジーグフェルド	ノミネート
			ロミオとジュリエット	ノミネート
	1941[2]	室内装飾賞 (白黒)	When Ladies Meet	ノミネート
		室内装飾賞 (カラー)	塵に咲く花	受賞
	1942[3]	室内装飾賞 (白黒)	心の旅路	ノミネート
	1943[4]		キュリー夫人	ノミネート
		室内装飾賞 (カラー)	Thousands Cheer	ノミネート
	1944[5]	室内装飾賞 (白黒)	ガス燈	受賞
		室内装飾賞 (カラー)	キスメット	ノミネート
	1945[6]	室内装飾賞 (白黒)	ドリアン・グレイの肖像（英語版）	ノミネート
		室内装飾賞 (カラー)	緑園の天使	ノミネート
	1946[7]		子鹿物語	受賞
	1949[8]	美術監督・装置賞 (白黒)	ボヴァリー夫人	ノミネート
		美術監督・装置賞 (カラー)	若草物語	受賞
	1950[9]	美術監督・装置賞 (白黒)	赤きダニューブ（英語版）	ノミネート
		美術監督・装置賞 (カラー)	アニーよ銃をとれ	ノミネート
	1951[10]	美術監督・装置賞 (白黒)	Too Young to Kiss	ノミネート
		美術監督・装置賞 (カラー)	巴里のアメリカ人	受賞
	1952[11]	美術監督・装置賞 (白黒)	悪人と美女	受賞
		美術監督・装置賞 (カラー)	メリイ・ウィドウ	ノミネート
	1953[12]	美術監督・装置賞 (白黒)	ジュリアス・シーザー	受賞
		美術監督・装置賞 (カラー)	リリー	ノミネート
			三つの恋の物語	ノミネート
			悲恋の王女エリザベス	ノミネート
	1954[13]	美術監督・装置賞 (白黒)	重役室	ノミネート
		美術監督・装置賞 (カラー)	ブリガドーン（英語版）	ノミネート
	1955[14]	美術監督・装置賞 (白黒)	暴力教室	ノミネート
			明日泣く	ノミネート
	1956[15]		傷だらけの栄光	受賞
		美術監督・装置賞 (カラー)	炎の人ゴッホ	ノミネート
	1957[16]	美術監督賞	魅惑の巴里	ノミネート
			愛情の花咲く樹	ノミネート