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エモーショナル・レスキュー (曲)

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エモーショナル・レスキュー」(Emotional Rescue)は、ローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ1980年同タイトルアルバムに収録。シングルとしてもリリースされ、全米3位[1]、全英9位[2]を記録。

概要 「エモーショナル・レスキュー」, ローリング・ストーンズ の シングル ...
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解説

大ヒットとなった「ミス・ユー」の延長上にあるディスコ・ナンバー。実質的にはジャガーが単独で書いた曲である。ジャガーがこの曲をエレクトリック・ピアノを弾きながら練り上げている時、スタジオにいたチャーリー・ワッツロン・ウッドと共にベーシックトラックを録音したという。この曲のベースはウッドによるものであり、ビル・ワイマンシンセサイザーを担当している[3]

ジャガーが曲のほぼ全編をファルセットで歌唱したことは、当時ファンの間では衝撃を以て受け止められた[4]。ジャガーによれば、この歌唱法はドン・コヴェイから頂いたものだとしており、「最後の方ではレゲエっぽい歌い方をしてるんだけど、5分43秒もあるんだから何でもやらなきゃね」とコメントしている[5]。だが、共同プロデューサーのクリス・キムジーはジャガーのファルセットを「気取ってる感じがする」と評しており、リチャーズも「これは俺たちのベストと呼べるようなものじゃない」と語っている[3]

アルバムからの先行シングルとしてリリースされ、イギリスで9位、アメリカで3位、カナダでは1位[6]を記録するヒットとなった。プロモーション用のシングルでは演奏時間が1分以上短縮されており、2002年リリースのオールタイム・ベストフォーティ・リックス』ではこの短縮版が収録された。ストーンズの多くのベスト・アルバムに収録されているが、コンサートでは長い間披露されず、2013年に初披露された[3]デヴィッド・マレットの監督によるプロモーションビデオも制作されており、これはストーンズの公式YouTubeチャンネルで視聴できる。

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レコーディング・メンバー

脚注

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