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オリオン座ガンマ星
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特徴
赤色超巨星のベテルギウスとともにオリオンの肩に輝く。変光範囲はごくわずかなので、眼視観測では変光は殆どわからない。かつては巨星に分類されることもあったが、現在では恒星進化論からB型主系列星とされている[7]。
この星(A)から約3分離れた位置に見える13等星の赤色矮星(B)[9]とは、最低でも13,800auは離れているが、過去170年余りの観測から連星系を成しているものと考えられている[7]。
さらに、Aから8秒離れた20等星のC、4分離れた19等星のD、50秒離れた20等星のEがあるが、これらはA(およびB)と物理的に結びついていないことが示されている[9]。
名称
学名はγ Orionis(略称はγ Ori)。
固有名ベラトリックス[2]またはベラトリクス[3] (Bellatrix[4][5]) はラテン語で「女戦士[2]」の意味である[注 3]。この名前は、アブー・マアシャル (Abu Ma'shar al-Balkhi)やヨハネス・ヒスパレンシス (John of Seville)によってカペラを意味する名前として使われていたが、後にオリオン座γ星を指すものとされた[4]。13世紀に編纂されたアルフォンソ天文表でもオリオン座γ星にこの名前が使われている[10]。
2016年6月30日、国際天文学連合 (IAU) の恒星の固有名に関するワーキンググループは、Bellatrix をオリオン座γ星の固有名として正式に承認した[5]。なお、IAUの公式資料では単にオリオン座γ星となっているが、固有名は連星系にではなく個々の星につけるというIAUの決定[11]から、主星Aを指していると思われる。
アメリカのアマチュア博物学者アレンは、1899年に刊行した著書「Star Names: Their Lore and Meaning」の中で、「アマゾン・スター (Amazon star)」という別名も紹介している[12]。
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画像

脚注
関連項目
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