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オーウェン・ハーグリーヴス
イングランドのサッカー選手 ウィキペディアから
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オーウェン・リー・ハーグリーヴス(英語: Owen Lee Hargreaves、1981年1月20日 - )は、カナダ・アルバータ州カルガリー出身の元イングランド代表のサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。
ジョー・ベイカー以来史上二人目のイングランドでプレーせずにイングランド代表になったサッカー選手である。
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クラブ経歴
ボルトン・ワンダラーズFCの下部組織でサッカー経験のあるイングランド人の父親とウェールズ人の母親の下、カナダに生まれる。
カナダのクラブチームでのプレーを経て、1997年にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに入団。当時の監督オットマー・ヒッツフェルトに重用され2000-01シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で出場停止のシュテファン・エッフェンベルクの代役として出場し、一躍注目を浴びる。翌2001-02シーズンには早くもレギュラーを獲得し、以降地位を確立した。
バイエルン・ミュンヘンとの契約は2010年まで残っていたが、マンチェスター・ユナイテッドFCのアレックス・ファーガソン監督が以前からハーグリーヴスに獲得の意志を見せ、さらにハーグリーヴス自身も移籍願望を口にしていた。2007年5月31日、約1年にわたるバイエルン・ミュンヘンとマンチェスター・ユナイテッド間の交渉を経て、約1700万ポンドの移籍金で2007年7月1日にマンチェスター・ユナイテッドに移籍することを発表した[3]。
2007-08シーズンはマンチェスター・シティFCとのマンチェスターダービーでプレミアリーグデビューを飾ると、3月1日のフルハム戦ではフリーキックを直接決めプレミアリーグ初ゴールを記録。そのユーティリティ性からさまざまなポジションを任され、チームのリーグ、CL制覇に貢献した。
2008-09シーズンは膝の度重なる怪我に悩まされ、9月に戦線離脱。11月には右膝、翌2009年1月には左膝の手術を行った。以降も復帰が近づくたびに故障を再発し、2009-2010年シーズンの終盤、サンダーランドAFC戦の数分間のプレーでようやくグラウンドに帰ってきた。しかし、手術後初先発となった2010-2011年シーズンのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦において、開始わずか10分でハムストリングを痛め負傷交代。マンチェスター・ユナイテッドFCでの公式戦出場はわずか39試合にとどまった。
その後マンUからフリートランファーとなり11-12シーズン、移籍期間終了直前にライバルクラブのマンチェスター・シティFCに移籍した[4]。シティでのリーグデビューは10月15日にホームで行われたアストン・ヴィラ戦である。4-1と大きくリードした後半32分にアダム・ジョンソンと交代し出場。僅かな時間ながら約1年ぶりのピッチを踏みしめた。マンチェスター・シティとの契約終了後、クイーンズ・パーク・レンジャーズFCでトレーニングを行っていたがクラブとの契約は無く、現役を引退。
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代表経歴
ウェールズ人の母とイギリス人の父の間にカナダで生まれたハーグリーヴスは、イングランド、ウェールズ、カナダのいずれかの国で代表選手としてプレーする資格を持っていた[5]。 ハーグリーヴスがイングランドでプレーすることを選んだことで、カナダのサッカーファンの怒りを買った[6][7][8]。 あるファンサイトでは、2010年にバンクーバー・ホワイトキャップスがハーグリーヴスに声をかけた後[9]、MLSに所属するカナダの3チーム(モントリオール・インパクト、トロントFC、バンクーバー・ホワイトキャップス)がハーグリーヴスと契約しないことを要求するほどだった[10] 。 イングランド代表デビューは2001年8月15日のオランダ戦。その後代表にはコンスタントに招集され、2002年ワールドカップ、EURO2004、2006年ワールドカップにも出場を果たしている。
エピソード
- バイエルン・ミュンヘンの現在のホームスタジアム、アリアンツ・アレーナにおけるリーグ戦での初得点を記録した[11]。なお、アリアンツ・アレーナにおける公式の初得点は、当時TSV1860ミュンヘンに所属していたPパトリック・ミルヒラウムである[12][13]。
代表歴
出場大会
- イングランド代表
- 2002 FIFAワールドカップ (ベスト8)
- 2006 FIFAワールドカップ (ベスト8)
試合数
- 国際Aマッチ 42試合 0得点(2001年-2008年)[14]
獲得タイトル
クラブ
- バイエルン・ミュンヘン
- ドイツ・ブンデスリーガ : 2000-01, 2002-03, 2004-05, 2005-06
- DFBポカール : 2002-03, 2004-05, 2005-06
- DFLリーガポカール : 2004
- UEFAチャンピオンズリーグ : 2000-01
- インターコンチネンタルカップ : 2001
- マンチェスター・ユナイテッド
- プレミアリーグ : 2007-08 ,2008-09,2010-11
- UEFAチャンピオンズリーグ : 2007-08
- マンチェスター・シティ
個人
- ブラヴォー賞 : 2001
- U-21ヨーロッパ年間最優秀選手 : 2001
- イングランド年間最優秀選手 : 2006
脚注
外部サイト
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