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カザフスタンの行政区画
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カザフスタンの行政区画は17の州(カザフ語: облыс, 複数形: облыстар、ロシア語: область, 複数形:области)と4つの特別市(カザフ語: қала, 複数形: қалалар、ロシア語: Город)に分れる。
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要約
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バイコヌール
→詳細は「バイコヌール」を参照
バイコヌール宇宙基地があるバイコヌールはカザフスタン・クズロルダ州にある都市の一つであるが、1994年よりロシアが租借している。そのためバイコヌールの行政権はロシアが持っており、事実上の特別行政区となっている。通貨はカザフスタンのテンゲではなく、ロシアのルーブルが使われている。また法律もロシアのものが適用され、市長はロシア大統領の推薦者をカザフスタンの大統領が承認する形をとっている。
カザフスタン人の人口は34,544人、ロシア人を含めた総人口は67,377人(2022年7月時点[5])。
変遷

ソビエト連邦から独立した当初はカザフ・ソビエト社会主義共和国時代の行政区画をそのまま使用していたが、1990年代後半に相次いで改革が行われ脱ロシア化が進められた。州名はカザフ語へ変更され、州を合併させることでロシア人の割合を低下させた[6]。
2022年3月16日、カシムジョマルト・トカエフは年次教書演説で行政の効率化と地域経済の発展のために行政区画の再編を発表した[7]。いずれも1997年まで存在した州の復活とみられている[8]。
- 独立時の行政区画[9]
州名にはロシア語が使われていた。独立後にロシア語名から順次カッコ内の州名に改められた。
- アクチュビンスク州(アクトベ州)
- アルマ・アタ州(アルマトイ州)
- ウスチ・カメノゴルスク州(東カザフスタン州)
- グリエフ州(アティラウ州)
- ジャンブール州
- ジェスカスガン州
- カラガンダ州
- キジ・ロルダ州(クズロルダ州)
- コクチェタフ州(コクシェタウ州)
- クスタナイ州(コスタナイ州)
- シェフチェンコ州(マンギスタウ州)
- パブロダール州
- ペトロパブロフスク州(北カザフスタン州)
- セミパラチンスク州(セメイ州)
- タルドゥイ=クルガン州(タルディコルガン州)
- トゥルガイ州
- ウラリスク州(西カザフスタン州)
- ツェリノグラード州(アクモラ州)
- チムケント州(南カザフスタン州)
- アルマ・アタ特別市(アルマトイ)
- 独立後の変遷[9]
- 1994年12月10日:バイコヌールがロシアへ租借される[10]。
- 1997年1月8日:ジャンブール州の州都ジャンブールをタラズへ改名。ただし州は改名せず。
- 1997年4月22日:タルドゥイ=クルガン州はアルマトイ州と、トゥルガイ州はコスタナイ州とそれぞれ合併した。
- 1997年5月3日:コクチェタフ州は北カザフスタン州と、ジェスカスガン州はカラガンダ州と、セミパラチンスク州は東カザフスタン州とそれぞれ合併した。カラガンダ州の一部はアクモラ州へ編入された。
- 1998年5月20日:アスタナがアスタナ州から独立し、特別市となる[10]。
- 1999年4月10日:北カザフスタン州の一部をアクモラ州へ編入。アクモラ州の州都をアスタナからコクシェタウへ変更。
- 2001年4月14日:アルマトイの州都をアルマトイからタルディコルガンへ変更。
- 2018年6月19日:南カザフスタン州がテュルキスタン州へ改編されるとともに、州都がシムケントからテュルキスタンへ変更された。シムケントは特別市に昇格し、州から離脱した[11]。
- 2019年3月23日:アスタナがヌルスルタンへ改名[12]。
- 2022年6月8日:東カザフスタン州からアバイ州が、アルマトイ州からジェティス州が、カラガンダ州からウルタウ州がそれぞれ分立し17州となる。アルマトイ州の州都はタルディコルガンからコナエフへ変更された[13]。
- 2022年9月18日:ヌルスルタンがアスタナへ改名[14]。
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地区
→「カザフスタンの地区」および「ru:Районы Казахстана」を参照

カザフスタンには192の地区(カザフ語: аудандар、ロシア語: райо́н)が設置されている。このうち、22の地区は都市地区(Қаладағы аудан、Район в городе)、と区分されている[15]。
関連項目
脚注
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