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カヘティ州
ジョージアの州 ウィキペディアから
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カヘティ州(グルジア語: კახეთი、英: Kakheti)は、ジョージアの東部に位置する州。グルジア語の一種を話すカヘティア人が暮らす。北はコーカサス山脈で、北東でロシアと、南東でアゼルバイジャンと、南西でクヴェモ・カルトリ州と、北西でムツヘタ=ムティアネティ州とそれぞれ接する。トゥシフ=ゴンボリ山脈を境に東側が「内カヘティ」、西側が「外カヘティ」に分けられ、東へはアラザニ川、西へはイオリ川が流れる。
ダヴィド・ガレジ複合修道院がある。アゼルバイジャンとの間で領土問題を抱えている[1]。
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地理
一般的にアラザニ川右岸の内カヘティ、イオリ川中流の盆地から成る外カヘティ、両者の間のキジーキ、アラザキ川左岸の4つの地域に分けられる。中世はこれにヘレティ地域を加えていたが、15世紀から徐々に忘れ去られた。
行政区画
カヘティ州は、下記の8つの地区で構成される。
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歴史
8世紀末ごろから、独立した封建国家が存在した。11世紀初頭にジョージア連合王国に組み込まれたが、10年足らずで離脱。12世紀初頭にジョージア王ダヴィト4世(在位: 1089年–1125年)によって再び連合王国の領土となった。連合王国が崩壊した1460年代に独立し、1762年にはカルトリ王国と合併して「カルトリ=カヘティ東グルジア連合王国」に国号を改め、テラヴィを首都とした。しかし度重なるペルシャの侵略により国力は衰え、1801年にロシア帝国に併合された。
1918年から1921年までグルジア民主共和国に、1922年から1991年までグルジア・ソビエト社会主義共和国にそれぞれ属し、1991年の独立後は国内の一地方として機能している。テラヴィは現在もこの地方の中心都市であり続けている。
ギャラリー
- アラザニ盆地
- コーカサス山脈とアラザニ盆地
- グレミ教会
- ダヴィド・ガレジ
脚注
関連項目
外部リンク
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