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カレブ・ユアン

オーストラリアの自転車競技選手 (1994-) ウィキペディアから

カレブ・ユアン
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カレブ・ユアン(Caleb Ewan、1994年7月11日 - )は、オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニー出身の自転車競技ロードレース)選手。韓国移民2世の母とオーストラリア人の父との間に生まれた韓国系オーストラリア人[2]。「ケイレブ・ユアン」「カレブ・イワン」などと表記されることもある。

概要 Caleb Ewanカレブ・ユアン, 基本情報 ...
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経歴

自転車競技の経歴は10歳のころから始まり、2010年にナショナルジュニアロードレースでチャンピオンになり、次年にはジュニアトラック世界選手権オムニアムで優勝した。

2013年からJayco-AIS World Tour Academyに所属し、2014年にはオリカ・グリーンエッジに迎えられた。ナショナルU23ロードレースで優勝し、世界選手権U23ロードレースでは2位の成績を残した。

プロレースでの初勝利は2015年のヘラルド・サンツアー第2、3ステージ。翌月にはHCクラスのツール・ド・ランカウイで総合リーダージャージに袖を通し、最終的に区間2勝とポイント賞を獲得した。その年のブエルタ・ア・エスパーニャでは第5ステージで優勝し、見事なグランツールデビューとワールドツアー初勝利を飾った。プロ初年度には11勝を獲得した[3]

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2019年ツール・ド・フランスにて

2016年はツアー・ダウンアンダーで2勝、ヘラルドサン・ツアーで1勝を挙げた。グランツールの一つであるジロ・デ・イタリアに初出場。

2017年、シーズン開幕戦のツアー・ダウンアンダーにて、全てのスプリントステージで勝利し、ステージ4勝を挙げた[4]ジロ・デ・イタリアではクイックステップ・フロアーズフェルナンド・ガビリアの前に苦戦するも第7ステージで勝利。

2019年、ロット・ソウダルに移籍。ジロ・デ・イタリアでステージ2勝を挙げる。好調を維持したままツール・ド・フランスに初出場。第11ステージで集団スプリントを制し、全グランツールでのステージ勝利を達成した[5]。第16ステージでも集団スプリントを制し、大会2勝目[6]。第21ステージ、シャンゼリゼでのスプリントも制し、大会最多勝となる3勝目を挙げた[7]

2020年、ツール・ド・フランスでも第3、11ステージで勝利を挙げた。

2021年、ジロ・デ・イタリア第5ステージで勝利。

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特徴

21歳という若さでありながら、グランツール初勝利を挙げた。登りスプリントでデゲンコルブペーター・サガンを引き離したことがあり、短距離の登りにも強い。[8]

167cmの小柄な体躯から繰り出される低いライディングフォームはマーク・カベンディッシュを彷彿させ[9]、そのスプリント姿から「ポケットロケット」とも呼ばれている。

主な戦歴

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

2023年

  • ファン・メルクシュタイン・フェンス・クラシック英語版 優勝

2024年

2025年

脚注

外部リンク

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