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カンタロープ・アイランド
ハービー・ハンコックの楽曲 ウィキペディアから
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「カンタロープ・アイランド」(Cantaloupe Island)は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックが1964年のアルバム『エンピリアン・アイルズ』で発表した楽曲。
解説
タイトルは架空の島で、ノラ・ケリーによるオリジナルLPのライナーノーツでは「つる植物とカンタロープが生い茂る島」「この島のカンタロープを一口食べれば、不死身になれると言われている」と説明されている[2]。ハンコックは1974年のアルバム『デディケーション』において、この曲をエレクトリックピアノとシンセサイザーで再演し、1976年のアルバム『シークレッツ』では、フル・バンドを従えたジャズ・ファンク・アレンジ(タイトルのスペルは「Cantelope Island」に変更)で再録音した[3]。
他メディアでの使用例
カヴァー、サンプリング
- ドナルド・バード - アルバム『アップ・ウィズ・ドナルド・バード』(1964年録音・1965年発表)に、ハンコック自身もサイドマンとして参加した編成で録音[6]。
- ナット・アダレイ - アルバム『セイン・サムシン』(1966年)に、ハンコックをゲストに迎えた録音を収録[7]。
- マーク・マーフィー - アルバム『マーク・マーフィー・シングス』(1975年)で、マーフィー自身が作詞したカヴァーを歌唱[8]。なお、マリオ・ビオンディは、2021年のアルバム『Dare』でマーフィーのヴァージョンをカヴァーしている[9]。
- US3 - 1992年のシングル曲「カンタループ (フリップ・ファンタジア)」で本作のサンプリングを使用し[10]、1993年にはBillboard Hot 100で9位を記録する大ヒットとなった[11]。なお、マンハッタン・トランスファーは2018年のアルバム『ザ・ジャンクション』に、US3版のカヴァーに当たる曲「Cantaloop (Flip Out!)」を収録した[12]。
- エディ・ヘンダーソン - アルバム『Oasis』(2001年)に収録[13]。また、2009年録音・2010年発表のアルバム『For All We Know』には、ジョン・スコフィールドらを迎えた別ヴァージョンが収録された[14]。
- ミルトン・ナシメント - アルバム『Pietá』(2002年)に、ハンコックとパット・メセニーをゲストに迎えたカヴァーを収録[15]。
- ASA-CHANG&エマーソン北村 - アルバム『Debut』(2018年)に収録[16]。
脚注
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