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クレア・ブルーム

イギリスの女優 (1931 - ) ウィキペディアから

クレア・ブルーム
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クレア・ブルーム(Claire Bloom CBE、本名:Patricia Claire Blume、1931年2月15日 - )は、イングランドの女優ミドルセックス(現在のノース・ロンドン郊外)・フィンチリー出身。欲望という名の電車人形の家夜への長い旅路などの演劇で主役を演じたことで知られており、60本近くの映画に出演している。ハリウッドの黄金時代英語版から活躍を続ける最後のスターの1人。

概要 クレア・ブルーム Claire Bloom, 本名 ...

幼少期をイングランドで過ごし(第二次世界大戦中はアメリカで2年半過ごした)、ブルームはロンドンで演劇を学んだ。16歳のときにロンドンの舞台でデビューし、さまざまなシェイクスピア劇に出演した。その中には、リチャード・バートンと共演しオフィーリアを演じたハムレットがある。ロミオとジュリエットで彼女が演じたジュリエットについて、批評家のケネス・タイナン英語版は、「私が今まで見た中で最高のジュリエット」であると述べた。

1952年、ブルームはハリウッド映画スターのチャーリー・チャップリンに見出され、『ライムライト』で彼と共演した。映画のキャリアの中で、彼女はリチャード・バートンローレンス・オリヴィエジョン・ギールグッドポール・スコフィールドラルフ・リチャードソンユル・ブリンナージョージ・C・スコットジェームズ・メイソンポール・ニューマンクリフ・ロバートソンアンソニー・ホプキンスロッド・スタイガーなど、数多くの主要な俳優と共演してきた。

ブルームは2010年、イギリス映画『英国王のスピーチ』でメアリー女王役を演じた。2013年の女王誕生日叙勲でドラマへの貢献により、大英帝国勲章司令官章 (CBE) が授与された。

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来歴

父方からロシアユダヤ人、母方からポーランド系ユダヤ人の血を引く[1]

幼い頃からバレエをはじめ、バレリーナとして舞台に立っていたところをチャールズ・チャップリンに見出されて『ライムライト』(1952年)のヒロインに抜擢された。

1970年代以降はテレビ出演が主である。

2010年の『英国王のスピーチ』に、主人公のジョージ6世の母であるメアリー王太后役で出演しており、健在ぶりを示している。

2011年1月13日、『英国王のスピーチ』で共演したコリン・ファースハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りの記念式典にトム・フーパー監督、ガイ・ピアースらと共に出席した[2]

その他

3度の結婚歴があり、俳優のロッド・スタイガーとの娘はオペラ歌手になった。3番目の結婚相手は小説家のフィリップ・ロスだったが、彼とも離婚した。彼女は回顧録『人形の家を後にして』の中で、ロスとの離婚は彼の性的な節操のなさが原因だったと告白している。

主な出演作品

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ライムライト』(1952年)
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暴行』(1964年)
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寒い国から帰ったスパイ』(1965年)

脚注

外部リンク

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