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グランツーリスモ ワールドシリーズ
ポリフォニー・デジタルが主催するeスポーツ大会 ウィキペディアから
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グランツーリスモ ワールドシリーズ(英: Gran Turismo World Series 略称: GTWS)は、ポリフォニー・デジタルが主催するeスポーツのトーナメントシリーズである。競技はグランツーリスモシリーズを用いて行われる。2021年までは、FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ(英: FIA Certified Gran Turismo Championships 略称: FIA GTC)として開催されていた[1]。
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概要
グランツーリスモ ワールドシリーズには、「ネイションズカップ」と「マニュファクチャラーズカップ」の2種類のトーナメントがある。両トーナメントは『グランツーリスモ7』のスポーツモードで行われ、ドライバーのレーティングに基づきGT1、GT2、GT3の3つのリーグに分かれる。そのうち、上位リーグのGT1に参加しているドライバーのみがワールドファイナルの選抜対象となる[2]。
ネイションズカップでは、住んでいる国や地域からオンラインシリーズに参加しポイントを獲得していく。シーズン終了後、欧州/中東/アフリカ地区、北米地区、中南米地区、アジア地区、オセアニア地区の5つの地区から、成績上位の12ヵ国がワールドファイナルに進出する。ドライバーは各国のランキング上位3名が選抜される[2]。
マニュファクチャラーズカップでは、プレイヤーが選択した自動車メーカーからオンラインシリーズに参加しポイントを獲得していく。シーズン終了後、マニュファクチャラーランキング上位の9メーカーと、オフィシャルパートナーのトヨタ、マツダ、ジェネシスの計12メーカーがワールドファイナルに進出する。ドライバーは、欧州/中東/アフリカ地区、北米/中南米地区、アジア/オセアニア地区の3つの地区からランキング上位1名が選抜される[2]。
大会の模様はYouTubeのグランツーリスモ公式チャンネルにて、英語・日本語を含む計7か国語で生配信されている。
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歴史
2014年6月25日、ポリフォニー・デジタルは国際自動車連盟(FIA)とパートナーシップを締結した。eスポーツ分野においてFIAの認定を受けるのはこれが初めて[3]。また、同時にオンラインチャンピオンシップを2015年に開催することを発表した[4]。
2016年5月20日、『グランツーリスモSPORT』アンヴェイルイベントにて「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」が行われた。この時は予選などは無く、選手は各国から選抜されてテストが行われた[5]。 翌年の2017年には、『グランツーリスモSPORT』のスポーツモードで「チャンピオンシップ テストシーズン」が開催され、全プレイヤーがチャンピオンシップに参加できるようになった[6]。
テストシーズンが終え、2018年、ポリフォニー・デジタルと国際自動車連盟(FIA)は、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ(略称: FIA GTC)」を創設[7]、6月19日に開幕した[8]。
2018シリーズでは、シーズン1、シーズン2、ファイナルシーズンと3つのオンラインシーズンが用意された[9]。決勝であるワールドファイナルはモナコで開催され、ネイションズカップではブラジル代表のイゴール・フラガが初代チャンピオンとなり、マニュファクチャラーシリーズでは、川上奏、ビンセント・リガード、タイレル・メドウズが初代チャンピオンとなった[10]。両チャンピオンは、FIA授賞式「FIA GALA」でも表彰された[11]。
2020、2021シリーズでは、新型コロナウイルス感染症の影響でワールドファイナルを含むすべてのレースイベントをオンラインで開催した[12]。また、2020シリーズ ワールドファイナルからTOYOTA GAZOO Racingが主催する「GR Supra GT Cup(現: TOYOTA GAZOO Racing GT Cup)」の決勝大会を併催するようになった(2024年をもって終了)[13]。
2022シリーズでは、採用ゲームタイトルを同年発売された『グランツーリスモ7』へ移行した。
同年、ポリフォニー・デジタルと国際自動車連盟のパートナーシップが一時休止となり、大会名を「グランツーリスモ ワールドシリーズ」へ名称変更した[14]。
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参加一覧
グランツーリスモ公式サイト「選手権概要」を参照
参加国
参加自動車メーカー
大会結果
要約
視点
年間王者
大会別成績
2024年大会
マニュファクチャラーズカップ
- 第3戦までは各大会開催地区よりオンライン予選ランキング1位の各チーム1名ずつ参戦。最終戦は全員参加[65]。
- 第1戦 カナダ:北米・中南米地区より
- 第2戦 チェコ:欧州・中東・アフリカ地域より
- 第3戦 新宿:アジア・オセアニア地区より
- 最終戦 オランダ:原則全員参加 欠場の場合は当該選手の所属地区ランキング2位の選手が代打出場
TOYOTA GAZOO Racing GT Cup 決勝大会
- 他2種目とは異なり、ワールドファイナルのみの開催となる。
- アジア地区のみ18歳以下のプレイヤーの参戦が認められ、2024年は林龍之介(17歳)、石野弘貴(14歳)が日本代表として参戦している。
ネイションズカップ
2025年大会
マニュファクチャラーズカップ
- 第3戦まではオンライン予選ランキング1位の各チーム1名ずつ参戦。最終戦は全員参加の団体戦[72]。
- 第1戦 ロンドン:アジア・オセアニア地区より
- 第2戦 ベルリン:欧州・中東・アフリカ地域より
- 第3戦 ロサンゼルス:北米・中南米地区より
- 最終戦 福岡:原則全員参加
出場選手(太文字はライブイベント初出場)
ネイションズカップ
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関連項目
脚注
外部リンク
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