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グループリーグ

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グループリーグ
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グループリーグとは大会形式のうちの一つ。全チーム(選手)を数組に分け各組でリーグ戦を行う。「グループリーグ」は和製英語であり、英語圏では一般的にグループステージないしプールと言う。

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グループリーグ方式で行われた大会の例(2011 FIFA女子ワールドカップ

概略

FIFAワールドカップオリンピックなどの国際大会で行われる。国内カップ戦でも試合数を多くしたい場合に行われる。また、北米のプロスポーツリーグや日本プロ野球・プロバスケットボールなどカンファレンス(2リーグ)制を敷いている場合、各カンファレンス(リーグ)をグループリーグとして捉えることもできる。

基本的に出場チーム(選手)を各グループ同数になるように複数グループに分けて総当たり戦(ラウンドロビン)を実施する。ただし、稀に一部グループでチーム(選手)数が異なる場合(アテネオリンピック女子サッカーなど)や、総当たり戦以外の方式を採用する場合(第2回ワールド・ベースボール・クラシックなど)もある。グループリーグの組み合わせは抽選によって決まる場合が多いが、この場合特定のグループに強豪チームや同一地区のチームが集中しないように、全参加チームを「ポット」に分けて行われることが多い(抽選はポットごとに行われるため、同じポットに入ったチームは同じグループに入らない)[1][2]

グループ上位に入ったチーム(選手)は決勝トーナメントに進出して優勝を争う。グループリーグ通過順位によって決勝トーナメントの組み合わせに影響する場合がほとんどであるが、大会によってはグループリーグを2度行う場合(1982 FIFAワールドカップなど)[3]、下位トーナメントを行う場合、グループリーグを特定の順位で終えたチーム(選手)の中から、成績上位の数チーム(選手)をグループリーグ通過とする場合(1986 FIFAワールドカップなど。この場合、チーム(選手)が多いグループでは、下位のチーム(選手)との対戦成績を除くなどして、試合数の違いによるばらつきをなくした状態で比較される。またこの場合、成績下位の数チーム(選手)間で次ラウンド進出決定戦を行うケースもある)など様々である。

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グループリーグが採用されている大会

日本国内

国際

脚注

関連項目

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