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ココアビーチ (競走馬)

競走馬 ウィキペディアから

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ココアビーチ (Cocoa Beach) は、チリ生まれの競走馬。おもな勝ち鞍はベルデイムステークスメートリアークステークス。馬名の由来はアメリカ合衆国フロリダ州中東部に位置する都市ココアビーチから。

概要 ココアビーチ, 欧字表記 ...

経歴

要約
視点

チリ時代(2007年)

南半球の馬齢で2歳時に(北半球の馬齢ではすでに3歳)、1月にチリのクラブイピコデサンティアゴ競馬場でデビュー。15頭立ての4番人気ながらに4馬身差で快勝すると、その後はチリ競馬場スペイン語版で行われたG3競走を3連勝した。特に圧巻は、デビュー3戦目のフアンカヴィエレスメラ賞と、4戦目のホセサヴェドラバエサ賞で、この2レースはすべて9馬身差以上の圧勝であった。この後、ゴドルフィンにトレードされ、UAEのサイード・ビン・スルール厩舎に移籍した。

UAE時代(2008年 - 2009年)

2008年1月、移籍初戦はナドアルシバ競馬場の一般レースであったが、いかんせん斤量が60キログラムとなったためか2着と敗れる。しかし、続く準重賞であるUAE1000ギニーUAEオークスを連勝し、UAEダービーに出走するが、ここでは3着に敗れてしまう。

UAEの競馬シーズンが終わり、主戦場をアメリカに移したココアビーチは一般競走から始動し、ここを快勝。続いてG1競走ベルデイムステークスに駒を進める。レースは4頭立てと、欧米のG1レースとしても少数立てとなったが、対戦相手には強敵ジンジャーパンチが名を連ねていた。レースはジンジャーパンチが先手を奪い、主導権を握ると最後の直線までレースを引っ張る。そのジンジャーパンチは、最後の直線でも脚色が衰えなかったが、ココアビーチが捉えにかかると、粘るジンジャーパンチをゴール前でねじ伏せてG1初挑戦で、初制覇となった。

続いてブリーダーズカップ・レディーズクラシックに出走。この年はサンタアニタパーク競馬場で行われたため、ダートではなくオールウェザーコースで行われ、ココアビーチ自身は同馬場初挑戦となった。レースではゼニヤッタの独擅場となり、最後に着差を縮めることが精一杯であった。

ブリーダーズカップ後は、もう1戦することとなり、芝のG1であるメートリアークステークスに出走した。控える競馬で臨んだレースでは、同レースの前年の覇者であるプレシャスキトゥンをゴール前で半馬身差ながらかわして2つ目のG1タイトルを手にした。

明け5歳となった2009年は6月のヘザーテンステークスから始動したが4着に敗れた。その後、8月5日のデラローズステークスでは1番人気に応え勝利した。続く8月29日のボールストンスパハンデキャップ (G2) では4着に敗れた。続く10月10日のレディーズシークレットステークスではゼニヤッタの3着に入った。続くブリーダーズカップ・レディーズクラシックでは見せ場がなく6着に敗れ、このレースを最後に現役を引退した。

競走成績

さらに見る 出走日, 競馬場 ...
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血統表

ココアビーチ血統ボールドルーラー系 / Hail to Reason 父内4x5=9.38%、 Bold Ruler 5x5=6.25%、 Tom Fool 父内5x5=6.25%)(血統表の出典)

Doneraile Court
1996 黒鹿毛 アメリカ
父の父
Seattle Slew
1974 青鹿毛 アメリカ
Bold Reasoning Boldnesian
Reason to Earn
My Charmer Poker
Fair Charmer
父の母
Sophisticated Girl
1980 黒鹿毛 アメリカ
Stop the Music Hail to Reason
Bebopper
Close Control Dunce
Self Control

Visionera
1998 チリ
Edgy Diplomat
1986 栗毛 アメリカ
Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Excitable Gal Secretariat
Magazine
母の母
Spray
1990 鹿毛 チリ
Roy Fappiano
Adlibber
Memsahib Musketeer
Kamasutra F-No.2-f
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外部リンク

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