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サムライエース

日本の雑誌 ウィキペディアから

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サムライエース』は、株式会社KADOKAWA2012年より2013年まで発行していた隔月刊漫画雑誌。編集は角川書店ブランドカンパニー。『ヤングエース』の増刊。発売日は偶数月26日だった。

概要 サムライエース, 愛称・略称 ...

概要

要約
視点

創刊号の巻頭言によれば、雑誌名の「サムライ」は武士の意味ではなく日本人という意味で使っており、熱く元気な日本人を主人公とした、『歴史』+『和』のエンターテイメントコミック誌として充実させていくとのことであった。

読者対象は30代から40代の男性をメインターゲットとしており、[1]他紙と異なりコミックにもルビが振られていない。創刊号のキャッチフレーズ「立てよ日本人!(サムライ)」は、富野由悠季作品の『機動戦士ガンダム』の中から拝借しアレンジしたもの。第1号刊行に合わせ、小説家の福井晴敏が寄稿している。

総ページは450ページ程度で平綴であり、表紙・装丁は『ヤングエース』増刊ではあるが『ガンダムエース』に似たデザインとなっており、創刊編集長は月刊誌『ガンダムエース』と月刊誌『ニュータイプエース(ガンダムエース増刊誌)』の編集長を務めた石脇剛が務めた。

創刊ラインナップは、安彦良和の『ヤマトタケル』がメイン連載に据えられ、それに合わせ同じ安彦の古代史作品である『ナムジ』を掲載しているほかは、原作が角川文庫角川書店刊行の『小説 野性時代』連載中の作品などのコミカライズ作品が中心であった。2008年に廃刊した『時代劇漫画 刃-JIN-』(小池書院)において連載されていた『夢源氏剣祭文』が移籍しラインナップに加わっている。

2013年4月以前は角川書店発行、角川グループパブリッシング発売、2013年7月からは角川書店発行、KADOKAWA発売となっていたが、2013年10月1日に株式会社角川書店が角川グループの再編により株式会社KADOKAWAに吸収合併され、角川書店はブランドカンパニー(事業部制社内カンパニー制)となったため、株式会社KADOKAWA発行、編集角川書店と表記されている。

2013年12月26日発売のVol.10をもって休刊を発表した。連載作品は別媒体での継続などの形を取る一方、休刊と同時に終了とした作品もある。

休刊後の連載作品の動向

『サムライエース』Vol.10の535頁にて、休刊における編集部のあいさつともに今後の動向が発表された。

  • Nemuki+(朝日新聞出版)へ移籍
    • 漆黒の仁
  • 時期未定、移籍先検討
    • 元寇合戦記 アンゴルモア(第一部完) ※コミックウォーカーに移籍
    • 弦月に哭く-伊達政宗於慶長出羽合戦-
    • 夢源氏剣祭文
  • Vol.10にて連載終了(りゃんこきっちんのみVol.8で終了)
    • ホクサイと飯 ※続編(正確には前日譚)の『ホクサイと飯さえあれば』が『ヤングマガジンサード』にて連載
    • シャウト~新選組
    • りゃんこきっちん
    • 芙蓉千里
    • 死舞能
    • 子どもと十字架-天正遣欧少年使節-
    • 妻はくノ一(第一部完、以降未定)
  • 単行本にて完結
    • 人類資金
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発行人

  • 初代(2012年Vol.1 - 2013年Vol.8)- 井上伸一郎
  • 第2代(2013年Vol.9 - Vol.10) - 山下直久

編集人

  • 初代(2012年Vol.1 - 2013年Vol.8) - 古林英明
  • 第2代(2013年Vol.9 - Vol.10) - 渡辺啓之

連載漫画

  • 作品名の順番に関しては連載開始順に従い、その次に連載開始号の掲載順に従う。
  • 読み切り作品、集中連載は除く。
さらに見る 作品名, 作者(作画) ...
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読み切り

  • 討鬼伝ヲニウチ(漫画:彩乃浦助、原作:コーエーテクモゲームス、シナリオ協力:ディッフェンドルファー太郎、2013年Vol.7号掲載)
  • 死舞能(原作:大塚英志、漫画:谷岡曜子、2013年Vol.8・9号掲載) ※コミック怪から出張掲載

参考文献

外部リンク

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