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ザ・ストリーツ
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ザ・ストリーツ (The Streets) は、イギリス・バーミンガム出身のラッパー、マイク・スキナー(Mike Skinner)によるヒップホップ・プロジェクトである。
来歴

2002年、アルバム『オリジナル・パイレート・マテリアル』(Original Pirate Material)でデビュー。当時、アメリカを中心に世界的に全盛を迎えていたヒップホップシーンにおいて、アメリカ勢とは違った「英国のヒップホップ」を体現する存在としてストリーツの登場は大きな称賛をもって迎えられた[1]。
2004年に発表した2ndアルバム『ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー』(A Grand Don't Come for Free)では、1枚のアルバムを通して、様々なキャラクターの青春群像劇を綴ったその高いストーリー性、文学性が絶賛され、全英1位を獲得[2]。全世界で300万枚のプラチナム・セールスを記録する大ヒットとなった。
この際、世界ツアーの一環で来日。フジロック・フェスティバルへも出演している。
その後、スターダムにのし上がった自らの悲哀やセレブリティへの風刺をテーマとした3rdアルバム『ザ・ハーディスト・ウェイ・トゥ・メイク・アン・イージー・リヴィング』(The Hardest Way to Make an Easy Living)を2006年にリリース。全英1位を記録した[3]。
2008年、4作目のアルバム『エヴリシング・イズ・ ボロウド』(Everything Is Borrowed)をリリース[4]。
2011年初旬、ミックステープ『Cyberspace and Reds』と5作目のアルバム『コンピューターズ・アンド・ブルース』(Computers and Blues)を立て続けにリリースする[5]。
その後ザ・ストリーツの活動を休止し、マイク・スキナーはザ・ミュージックのRob Harveyと新プロジェクトThe D.O.T.を結成。2012年にアルバム『And That 』、2013年に2作目『Diary』を発表する。2013年にはTHE D.O.T.として来日公演も行なっている[6]。
2017年、ザ・ストリーツとして久々の新曲を発表。2018年に7年ぶりにツアーを再開し復活を果たす[7]。
2020年7月、9年ぶりの新作となるミックステープ『None Of Us Are Getting Out Of This Life Alive』をIsland Recordsからリリースする[8]。
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評価と影響
機知に富んだ歌詞とバラエティ豊かなトラック・メイクは高い評価を得ており、デビュー当時は「英国のエミネム」とも形容された[9]。デビュー以降、英国を代表するラッパーへと成長すると同時に、後続のミュージシャン達を自身のレーベルに迎え入れたり、プロデュースを担当するなど英国ストリート界をリードする存在としても認知されている。
畑こそ違えど、ハード・ファイやジ・オーディナリー・ボーイズ、アークティック・モンキーズなどの気鋭のバンドで活況を呈した2000年代中盤のUKインディー・ロック・シーンへ与えた影響も大きいと指摘されている。
ディスコグラフィー
→詳細は英語版「en:The_Streets_discography」を参照
アルバム
日本公演
- 2002年
- 8月17日、大阪 WTCオープンエアスタジアム - SUMMER SONIC OSAKA
- 8月18日、千葉 QVCマリンフィールド - SUMMER SONIC TOKYO
- 2004年
- 7月31日、新潟 苗場スキー場 - Fuji Rock Festival
脚注
外部リンク
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