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ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ

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ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ
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ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ(THE PLAYERS Championship)は、アメリカPGAツアーゴルフトーナメントの1つである。PGAツアーの旗艦大会であり、賞金総額は世界最高額の2500万ドル、優勝者には賞金450万ドルに加え、フェデックスカップポイント750点が加算される。2006年までは毎年3月下旬に開催され、2007年から5月中旬の開催に変更されたが、2019年から3月開催に戻った。

概要 ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ THE PLAYERS Championship, トーナメント情報 ...
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概要

1974年に「トーナメント・プレーヤーズ・チャンピオンシップ」(Tournament Players Championship)としてスタートした。マスターズ全米オープン全英オープン全米プロゴルフに次ぐ“第5のメジャー大会”と呼ばれており、優勝者に与えられるツアーシード権(5年間)はマスターズ、全英オープンよりも上位に設定されている[1]

開催会場は、1982年よりアメリカフロリダ州にある「ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラス」(TPC of Sawgrass)である。このコースは、アメリカでも最も難しいゴルフコースの1つに数えられている。特に17番ホール(パー3)の「アイランド・グリーン」(Island Green)は、グリーンの周りが池に囲まれている「浮き島グリーン」であるため、第1打(ティーショット)を失敗して池に入れる選手が多い難ホールとして有名である。

なお、この大会のプレーオフは3ホールのストロークプレーで行われる。2013年まではサドンデスにより行われていた。

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出場資格

本大会の出場は144名である。

  1. 前年プレーヤーズ選手権翌週から当年開催前週までのPGAツアー競技優勝者
  2. 前年度フェデックスカップポイント上位125名
  3. 公傷制度を認定かつ現時点でのフェデックスカップポイント125位以内の者
  4. 過去5年のマスターズ・全米OP・全英OP・全米プロ選手権優勝者
  5. 過去5年間のプレイヤーズチャンピオンシップ優勝者
  6. 過去3年間のザ・ツアーチャンピオンシップ優勝者
  7. 過去3年間のメモリアル・トーナメントアーノルド・パーマー・インビテーショナルおよびジェネシス・インビテーショナルの優勝者
  8. ワールドゴルフランキング上位50名
  9. 前年度シニア・プレーヤーズ選手権優勝者
  10. 前年度コーン・フェリーツアー賞金ランク首位
  11. 前年度コーン・フェリーツアー・ファイナルズランク首位
  12. 現時点でのフェデックスカップポイントランク上位

歴史

ザ・プレーヤーズ選手権は1974年に当時のコミッショナーディーン・ビーマン氏の企画でアトランタカントリークラブで9月に開催された。翌年は8月にコロニアルCC、76年は2月にインヴァラリーCC[2]で開催されそれぞれアトランタ・クラシック、コロニアル・ナショナル・インビテーショナル、ジャッキー・グリーソン=インヴァラリー・クラシックに代わって開催されたという[3][4]

1977年からソーグラスCCで5年間開催後[5][6] 、82年から現在のTPCソーグラススタジアムコースで行うようになります。

2020年大会は松山英樹が初日でトップ発進したものの、新型コロナウイルスの影響で打ち切り。2024年大会は50回記念大会となった。

5月に移動

プレーヤーズ選手権は77年からほぼ3月中旬から下旬の開催であり、マスターズの数週間前(77年から82年は3週間、83年以降は2週間)に開催されている。しかし同大会とマスターズに続けて優勝した選手がいなかったことから、「プレーヤーズ選手権の優勝者はマスターズに勝てない」というジンクスが語られてきた。2001年にタイガー・ウッズがこのジンクスを覆したが、その後はこの両大会に連覇した選手はいなかった。2007年から最終日を5月第2日曜日の母の日に設定したが、2017年、19年のツアー選手権8月開催移動に伴い元の3月に戻った。

歴代優勝者

さらに見る 開催年, 優勝者 ...

Note: 緑は大会記録
Sources[7][8]

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エピソード

1982年、開催会場がTPCソーグラスに決まった際に、あまりの難コースにクレームをつける選手が多かったが、ジェリー・ペイトが4日間通算8アンダーのスコアでコースを攻略して優勝。しかし、ペイトはコミッショナーのディーン・ビーマンとコースの設計者ピート・ダイを道連れにして、グリーンサイドの池に飛び込むパフォーマンスを見せた。

脚注

外部リンク

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