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ジェームズ・カーン
アメリカの俳優 (1940 - 2022) ウィキペディアから
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ジェームズ・カーン(James Caan、1940年3月26日 - 2022年7月6日)は、アメリカ合衆国の俳優。息子には俳優のスコット・カーンがいる。
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来歴
ニューヨーク市ブロンクス出身。ドイツからのユダヤ系移民の出身[1]。父親は肉屋を営んでいた[2][3]。クイーンズ区サニーサイドで育った[1]。ミシガン州立大学で経済を学びながらフットボールに熱中、空手の黒帯も保持し、ロデオにも挑戦していたという。その後ニューヨーク州ヘムステッドのホフストラ大学で演劇に出会い、ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学ぶ[3]。ホフストラ大学のクラスメイトにはフランシス・フォード・コッポラやレイニー・カザンがいた。
テレビシリーズの『アンタッチャブル』などに出演し、1964年に映画デビュー。1971年、テレビ映画『ブライアンズ・ソング/友情のタッチ・ダウン』で実在のフットボール選手、ブライアン・ピッコロ役を務め、エミー賞にノミネートされた。
1972年の『ゴッドファーザー』に出演、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。映画の制作中、ニューヨーク・マフィアのボスのカーマイン・ペルシコとしばしば行動を共にしていた。カーンは当時それほど知られた俳優ではなかったため、当局の捜査官は彼を構成員になりたがっている若者の一人だと思ったという逸話がある[4][5]。
実力のある俳優であるものの、『ゴッドファーザー』の豪放な長男ソニー・コルレオーネ役のイメージが強すぎて以降は苦戦している感があったが、50代以降は性格俳優として『ラスベガス』などのテレビドラマから『恋するための3つのルール』や『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』の様なコメディ、さらに声優など幅広いジャンルで活躍した。
井筒和幸はフリービーとビーン大乱戦やゴッドファーザーでカーンを絶賛しているが、とりわけ後者で死亡するシーンは「本当に死んだかと思った」と書いている[6]。
三船敏郎が出演した映画『1941』にも出演しているが、ノンクレジットである[7]。
1990年、ロブ・ライナー監督のサイコホラー映画『ミザリー』で主演、『ゴッドファーザー』のソニー役と違い瀕死の重傷でほとんど動けない役だったが名演技を見せている。
2015年、胸に痛みを覚えて病院に搬送される。命に別状はなかった模様[8]。
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私生活
1995年に結婚したリンダ・ストークスとの間に2人の子供がいる。
4度の結婚で5人の子供がおり、その中の一人のスコットは俳優となった。
2009年、リンダ・ストークスとの離婚を申請した[11]。
主な出演作品
映画
テレビシリーズ
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受賞とノミネート
参照
外部リンク
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