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ジョゼフ・フィンダー
アメリカ合衆国の著作家 ウィキペディアから
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ジョゼフ・フィンダー(Joseph Finder、1958年 - )は、アメリカ合衆国のスリラー作家。主な作品に『侵入社員』『解雇通告』『最高処刑責任者』など。
『バーニング・ツリー』は2002年にアシュレイ・ジャッド、モーガン・フリーマン主演で「ハイ・クライムズ」のタイトルで、また『侵入社員』は2013年に「パワー・ゲーム」のタイトルでリアム・ヘムズワース主演で映画化された。
日本語訳書ではジョセフ・ファインダー、ジョセフ・フィンダーなど表記の揺れが見られる。
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経歴
1958年、イリノイ州シカゴに生まれる。幼少期のほとんどをアフガニスタンとフィリピンで過ごし、その後アメリカへ戻り、ワシントン州ベリンハムとニューヨーク州オールバニで暮らした[1]。イェール大学でロシアを研究し学位を取得したほか、ファイ・ベータ・カッパ・クラブの会員だった[1]。ハーバード大学のロシア研究センターで修士号を取得し、同校の学部で教鞭を取った[1]。
1983年、アーマンド・ハマーとソ連の諜報活動について書いた『クレムリン・コネクション―ソ連が愛した米財界人たち―』を上梓。1991年に、KGBとソ連の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフが敵対していたと空想した処女作『モスコウ・クラブ』を上梓、1994年に上梓した第2作『至高権力』はソ連の「モグラ」がCIA幹部であるとした作品である。
『侵入社員』(2004年)と『解雇通告』(2005年)は『ニューヨーク・タイムズ』でハードカバー・ペーパーバックの双方の部門でベストセラーとなった。2006年に上梓した『最高処刑責任者』で国際スリラー作家協会賞長編賞を受賞。翌2007年に上梓した"Power Play" はガムシュー賞にノミネートされた。フィンダーの初となるシリーズものニック・ヘラーシリーズの第1作"Vanished" は2010年に国際スリラー作家協会賞長編賞にノミネート、第2作"Buried Secrets" は『ストランド・マガジン』批評家賞を受賞した(ジョージ・P・ペレケーノスの"The Cut" と同時受賞)[2]。
国際スリラー作家協会の創設メンバーの1人であり、また国際ペンクラブニューイングランド支部のファイナンシャル・アドバイザーを務めている。また、元諜報員のための非営利組織Association of Former Intelligence Officers のメンバーでもある[1]。『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』にスパイや国際問題に関する記事を書くこともある[1]。
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作品リスト
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出典
外部リンク
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