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スズキ・エルティガ

スズキのミニバン型乗用車 ウィキペディアから

スズキ・エルティガ
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エルティガ(Ertiga)は、2012年よりスズキが海外で製造・販売を行っている7人乗り小型MPVミニバン)である。マルチ・スズキ・インディアでは同車をインド初のLUV(Life Utility Vehicleの略)と称している。

概要 スズキ・エルティガ, 概要 ...

初代 ZE型(2012年 - 2018年)

要約
視点
概要 スズキ・エルティガ(初代) ZE型, 概要 ...

概要

2010年ニューデリーオートエクスポにおいて発表された3列シートのコンセプトカー「コンセプト R3(Ⅲ)」を源流とし [1]、1家族あたりの人数が比較的多いインドで「コンパクト3列シート車」という新しいカテゴリーのモデルを投入し、ラインアップに加えることで、より多くのユーザーのニーズに応えていくことを目的に開発された。

市販型は2012年1月のニューデリーオートエクスポにおいて発表され、同年4月12日よりインド[2]4月22日にはインドネシアで[3]それぞれ発売が開始された。

プラットフォームはスイフト(ZC72S型)のものをベースに、ホイールベースを310 mm延長して使用している。また、ホイールも5穴化されている。

メカニズム

歴史

  • 2010年1月 - ニューデリーオートエクスポにおいて「コンセプト R3」が発表される[1]オペル・メリーバBと同様の観音開きドア採用の6人乗りであった。
  • 2012年
    • 1月 - ニューデリーオートエクスポにおいて市販型が発表され、同時に車名が「エルティガ」となることも発表された[4]。尚、市販型は観音開きドアではなく、コンベンショナルなヒンジドアを採用し、3列シートの7人乗りとなっている。
    • 4月12日 - インド市場にて発表・発売開始[2]
    • 4月22日 - インドネシア市場にて発表・発売開始[3]。ガソリン車のみが投入される。同市場ではAPVの下に位置することになる。
  • 2013年
    • 3月19日 - インドネシア(スズキ・インドモービル・モーター=SIM)生産分をタイ[5]国内市場向けに輸入、発売開始された。ガソリン車のみが投入される。
    • 5月11日 - インドネシア生産分を現地のマツダOEM供給し、マツダ向けはVX-1の名称で販売された[6]
  • 2015年
    • 5月29日 - ブカシ県チカラン工場の4輪車生産ラインの完成により、SIM生産分をそれまでのブカシ県・タンブン工場から全面移管した[7]
    • 7月29日 - ミャンマー子会社であるスズキ・ミャンマー・モーターにて生産を開始し、同年7月31日にミャンマー向けに販売を開始した[8]。インドネシア・タイ向け仕様と同じくガソリン車のみが投入される。
    • 秋 - マイナーチェンジ。バンパー意匠等を変更。
  • 2016年11月 - マレーシアの自動車メーカー、プロトンが現地で製造開始。「プロトン・エルティガ」の名称で販売[注釈 1]。1.4 Lガソリンのみの設定である。
  • 2017年2月 - インドネシア市場向けのマツダへのOEM供給を終了。
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2代目 NC型(2018年 - )

概要 スズキ・エルティガ(2代目) NC型, 概要 ...
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兄弟車のXL6
  • 2018年4月19日 - インドネシア市場で2代目が発表された[10]。プラットフォームに「HEARTECT(ハーテクト)」を採用、全長を130 mm延長して室内と荷室容積を拡大した。エンジンは初代同様ガソリン仕様のみだが、新開発の1.5 LのK15B型となった。今後インド市場でも2代目へ移行し、順次輸出も開始されると同時に、エルティガをベースとしたNEXAチャネル向けの高級モデルの兄弟車「XL6」ならびにそのインドネシア向けのクロスオーバーSUVモデルの「XL7」も誕生している。
  • 2019年6月29日 - ベトナム市場にて2代目エルティガが発売された[11]。モデルはGLとGLXの2種類。
  • 2020年5月5日 - ベトナム市場のGLX(ATモデル)に対しESPヒルスタートアシストを追加し、モデル名をエルティガスポーツとした。[12]GL(MTモデル)はMTとして継続。
    • インド市場においては初代に引き続き、装備を簡素化した法人向けモデルを「TOUR M」(ツアーエム)の名称で販売している。
  • 2022年11月30日 - タイでエルティガ SMART HYBRIDを公開した[13]。 1.5l直列4気筒エンジンに、統合スタータージェネレーターやISG、リチウムイオンバッテリーを搭載する。
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車名の由来

インドネシア語で「ER」は「R(アール)」、「TIGA」は「3」を意味する。つまり、「コンセプト R3」に由来している[14]

脚注

関連項目

外部サイト

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