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スティーヴィー・ニックス
アメリカ合衆国の女性シンガーソングライター、フリートウッド・マックのメンバー ウィキペディアから
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スティーヴィー・ニックス(Stevie Nicks、1948年5月26日 - )は、アメリカ合衆国の女性ボーカリスト、シンガーソングライター。
ロックバンド「フリートウッド・マック」のメンバー。ソロとしても多数の実績を併せ持ち、その妖艶なイメージから"ロックの歌姫"とも呼ばれる。
ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第98位[1]、Q誌選出では第97位[2]。
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概要・略歴

祖父がカントリー・ミュージックの歌手だった影響もあり、4歳頃から両親が経営するバーで歌い始める。10代半ば頃には楽曲の創作も始め、アマチュアバンドに参加していた[3]。ステージネーム(芸名)のスティーヴィーは、彼女が幼い頃に家族が付けた愛称が由来である。
1968年、高校時代のボーイフレンド リンジー・バッキンガムが所属するバンドに誘われ、歌手活動を経験。リンジーと共にサンノゼ州立大学に進学したが、歌手活動に専念するために中退し、ウェイトレスなどで生活費を稼ぎながら活動した。同バンド解散後の1972年に、リンジーとデュオユニット「バッキンガム・ニックス」を結成。翌年に大手レーベル「ポリドール・レコード」からデビュー[4]。
2ndアルバム制作途中のデモテープ「Frozen Love」という楽曲を、フリートウッド・マックのメンバー ミック・フリートウッドが聴いたことがきっかけで、1975年にリンジーと共にグループに招かれて加入。1977年、同バンドのアルバム『噂』の成功で世界的な名声を得た。
1981年7月27日、ファースト・ソロアルバム『麗しのベラ・ドンナ(Bella Donna)』を発表。ビルボードのアルバムチャートの1位を記録した。また、同アルバムからシングルカットされたトム・ペティとの共作「Stop Draggin' My Heart Around」は全米3位、ドン・ヘンリーとの共作「レザー・アンド・レース」は全米6位、「エッジ・オブ・セブンティーン」は全米11位を記録した。
『麗しのベラ・ドンナ』が発売された頃、高校以来の無二の親友であるロビン・スナイダー・アンダーソンから電話を受け、彼女が白血病にかかったことを知らされる。ロビンは妊娠しており、男の子を早産した2日後の1982年10月5日、息を引き取った[5]。ニックスは赤ん坊の面倒を見ることに決め、「わからないけれど、私たちは結婚するべきだと思う」とロビンの夫のキム・アンダーソンに言い、ロビンの死から3か月後に結婚したが、その3か月後に離婚した[6][7]。
1978年にフリートウッド・マック名義で「グラミー賞」を受賞し、これまで7回以上ノミネート。1998年には同名義[8]、2019年にはソロ名義で「ロックの殿堂」入りを果たした[9]。
コカイン依存と抗不安薬依存だった過去があり、これを克服している[10]。
- 若き日のスティーヴィー(1977年)
- フリートウッド・マック - ドイツ公演(1977年)
- ソロ・ライブ(2008年)
- USA・セントポール公演(2009年3月)
- デイヴ・スチュワートと共演 - オーストラリア公演(2011年11月)
- クリッシー・ハインドと共演(2017年3月)
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ディスコグラフィ
アルバム
バッキンガム・ニックス名義
- 『バッキンガム・ニックス』 - Buckingham Nicks (1973年)
フリートウッド・マック名義
- 『ファンタスティック・マック』 - Fleetwood Mac (1975年)
- 『噂』 - Rumours (1977年)
- 『牙 (タスク)』 - Tusk (1979年)
- 『フリートウッド・マック・ライヴ』 - Fleetwood Mac Live (1980年)
- 『ミラージュ』 - Mirage (1982年)
- 『タンゴ・イン・ザ・ナイト』 - Tango in the Night (1987年)
- 『グレイテスト・ヒッツ』 - Fleetwood Mac's Greatest Hits (1988年)
- 『ビハインド・ザ・マスク』 - Behind the Mask (1990年)
- 『25イヤーズ・ザ・チェイン』 - 25 Years - The Chain (1992年) ※4枚組CDボックスセットの2枚に登場
- 『ザ・ダンス』 - The Dance (1997年)
- 『ヴェリー・ベスト・オブ・フリートウッド・マック』 - The Very Best of Fleetwood Mac (2002年)
- 『セイ・ユー・ウィル』 - Say You Will (2003年)
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脚注
外部リンク
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