トップQs
タイムライン
チャット
視点

スーパージャンボクイズ'80

ウィキペディアから

Remove ads

スーパージャンボクイズ'80』(スーパージャンボクイズはちじゅう)は、1980年5月13日フジテレビ系列単発特別番組枠火曜ワイドスペシャル』で放送されたフジテレビ製作の視聴者参加型クイズ番組である。

概要 ジャンル, 構成 ...
Remove ads

概要

一般参加者800人がそれぞれ4人1組で200組のチームを組んで参加したクイズ特番[1]

番組前半の「予選ラウンド」は箱根を舞台に行われ、参加者たちは知力、体力、記憶力を駆使[1]、様々なクイズを出題して不正解者たちを振るい落とした。予選第1ラウンドを勝ち抜いた16組で行われた予選第2ラウンドでは16問の難問を出題[1]。番組後半の「決勝ラウンド」はフジテレビのスタジオで行われ、予選を勝ち抜いたチーム4組に映像クイズを出題した。

出演者

司会者

箱根レポーター

決勝レポーター

アシスタント

ナレーター

ルール

要約
視点

参加者は、4名で構成された一般参加者チームが計200組(800名)。各チームともにチーム名を付けて参加し、メンバーの中から「キャプテン」を1人だけ決めておく。

予選第1ラウンド

「箱根ピクニックガーデン」を使ってのクイズ。

オープニング「ザブトン取り」
椅子取りゲームを模したゲーム。キャプテン計200名が参加。座布団200枚が円状に並べられ、キャプテンはその周りに立つ。音楽(たかしまあきひこ作曲「ヒゲのテーマ」)に合わせてキャプテンは座布団の周りを歩き、音楽が止まったらどれか1つの座布団の上に立つ。全員が立ったら座布団の裏を調べ、1個だけ「×」が書かれていた座布団に立ったキャプテンのいるチームは即失格。失格チームは罰ゲームとして、使用された全部の座布団を回収する。
第1チェックポイント「三者択一クイズ」
オープニングのゲームを勝ち抜いた199組は、移動式三者択一クイズに挑戦。正解したチームは勝ち抜けとなり、誤答したチームは失格となった。100組前後勝ち抜いたところで終了。
第2チェックポイント「県の木クイズ」
各組ともに「静岡県の県の木は? ①ミカンモクセイ茶の木」(正解は②)のクイズに答える。正解したチームは近回りコースを、誤答したチームは遠回りコースを走る。
第3チェックポイント「○×時間差クイズ」
移動式の「○×クイズ」だが、クイズ会場入り口の踏切は3分ごとに閉まってしまう。閉まった状態ではクイズに参加できない。

予選第2ラウンド

「箱根樹木園」を使ってのクイズ。

オープニング「スタートゲーム」
挑戦チームはくじ引きを行い、ルームランナーに当たらなかったチームは即スタート、当たったチームは1人ずつ交代で、ルームランナーの上で計1000メートル分足踏みをしてからスタートとなる(つまり1000メートルのハンディキャップが与えられる)。
第4チェックポイント「2股方角クイズ」
チェックポイントに出された2択クイズから好きなものを選び、正解が右か左かを選んで走る。正解すれば勝ち抜けとなる。実は全問題ともに正解は「左」であった。
敗者復活戦
敗者が集まったところで、各チームは1人ずつ清水クーコレポーターとじゃんけんをする。3勝すれば敗者復活となる(2敗すればその場で失格)。
第5チェックポイント「湖上カルタクイズ」
芦ノ湖にて出題されたクイズ。チームは2人ずつに分かれ、そのうち2人は湖畔にあるオールと旗を持ってボートに乗り(泳げない人はライフジャケットを装着)、残りの2名は誘導役となる。問題は数字で、出題されたら正解だと思う数字絵札にボートを走らせ、札に旗を突き刺す。正解すれば勝ち抜け、誤答(お手付き)は失格。
第6チェックポイント「博士クイズ」
各チームには全て同じ内容の、3問のペーパークイズが出題されるが、クイズは強烈な難問。そのため会場にある百科事典で調べてから答える。
第7チェックポイント「ゲタ知恵の輪」
ゴール近くに来たところで、木の根に着けられているロープから、くくり付けられている下駄を取り外す。早く取り外してゴールインした4チームが予選ラウンド勝ち抜け、決勝進出。

決勝ラウンド

決勝ラウンドでは、予選を勝ち抜いたチーム4組がフジテレビのスタジオで出される10問のクイズに答えた。

このラウンドで出されたのは映像クイズで、その内容は「リレークイズ」や「択一クイズ」など様々。正解したチームは2点を獲得。正解できなかったチームは目の前に山積みされているびっくり箱から1つ選び、蓋を開く。何も起こらなかったら1点追加、中から何か出たらそれまでの得点がリセットされるというルールで行われた。

最終的に最高得点を獲得できたチームが勝者となり、グリーニングツアー(阪急交通社)のグアムの旗 グアム旅行が贈られた。また2位のチームには、平和堂貿易からスイスの旗 スイス腕時計ウォルサム」、株式会社守屋から「ルイフェロー製財布とブックカバー」が贈られた。

番組テーマ曲

スタッフ

箱根パート

  • 構成:萩原津年武、松井尚、ジャパン・クリエイト、石戸康雄、中村泰介
  • 問題作成:テレビット
  • 中継技術:八峯テレビ
  • 技術:高木邦明
  • カメラ:稗田勓
  • 音声:松田修一
  • VTR:畑本文雄
  • 映像:山本和義
  • ロケカメラ:共同テレビジョン、近藤政比児

スタジオパート

  • 構成:玉井冽
  • 問題作成:スタッフ東京
  • 技術:高橋友男
  • カメラ:伊藤滋雄
  • 音声:松本勝
  • 映像:西野健二
  • 照明:山際邦康
  • 美術プロデューサー:堀切清
  • デザイン:馬場文衛
  • 制作進行:松沢由之
  • 大道具:金井大道具
  • 電飾:興進電化
  • タイトル:藤沢良昭
  • 音響効果:佐藤昭(4-Legs
  • VTR編集:正木俊行(東洋現像所ビデオセンター)
  • 協力:箱根ピクニックガーデン、箱根樹木園、日本農林ヘリコプター
  • プロデューサー:王東順
  • ディレクター:重富敬親、木村忠寛、笠井一二、古川武久、関根弘之、山縣慎司小林豊
  • 制作協力:フジ制作
  • 制作著作:フジテレビ
Remove ads

備考

この特番は、当初は1980年4月8日に放送されたプロ野球中継ヤクルト×巨人」(明治神宮野球場。19:00 - 21:24)の雨傘番組として編成されていた[2]。当日の試合は予定通り行われたことから、放送は同年5月13日にまで延期した上で行われた。

脚注

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads