トップQs
タイムライン
チャット
視点

スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲

ウィキペディアから

Remove ads

スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲』(スーパーコントラ エイリアンのぎゃくしゅう、英題:Super Contra)は、コナミが開発し1988年より稼働開始したアーケードアクションシューティングゲーム。『魂斗羅』シリーズの第2作にあたる。

概要 ジャンル, 対応機種 ...

1990年に発売されたファミリーコンピュータ移植版のタイトルは、日本では副題のない『スーパー魂斗羅』、北米では『Super C』、欧州では『Probotector II: Return of the Evil Forces』となっている。その他、様々なプラットフォームに移植されている。

Remove ads

概要

1987年に発売された『魂斗羅』の続編[1]。前作では序盤は謎の軍隊との戦いで、終盤にてその正体がエイリアンということが判明したが、本作では序盤からエイリアンが正体を隠さずに登場する。

前作はサイドビューの横スクロール、奥方向への疑似3Dステージ、サイドビューの縦スクロールと3種類のステージがあったが、本作ではサイドビューの横スクロールステージ(坂道があり上下にも若干スクロールする)とトップビューの縦スクロールステージの2種類に大別される[1][2]。トップビューのステージではジャンプや伏せができず、ジャンプボタンでシェルを使用する(使用回数に制限あり)。

ステージ中、特定の場所でカプセルが飛来し、これを打ち落とすとパワーアップアイテムが落ちてくる[2]。同じ武器を2度取るとさらにパワーアップするようになったり[1]、ジャンプ中にレバー上下で高さを調節できたりといった変更がなされている。これに伴いラピッドビレッツ[3]は廃止された。

Remove ads

設定

ストーリー

ガルカ諸島を拠点にしていたレッド・ファルコン軍の正体は、エイリアンであった。そのエイリアンたちをビルとランスら2人の「魂斗羅」が倒してから、1年が過ぎた。

西暦2634年12月、再びエイリアンたちが地球を襲う。「魂斗羅」は再びエイリアンを倒すため、ヘリコプターに乗って出撃する。

ステージ構成

STAGE1「連邦軍施設跡」
エイリアンに占領された連邦軍の跡地。ボスはヘリコプター4つの砲台を装備した「CH-47」のような形をしたヘリコプター(FC版では普通のヘリのような形になっている)、後ろのハッチから兵隊(そのうち一人は銃を持っている)を放つ。撃破すると右側に画面がスクロールし兵士と土嚢で守られたコアが現れる。
STAGE 2「連邦軍基地内」
連邦軍の基地、この面は縦スクロール面、基地の内部には中ボスの如く三方位に弾を発射する戦車が待ち構えている、ボスは磁力重装甲車「マグナス」3つの砲台を持つ巨大戦車、中央部に上下に動くチェーンから電流を放つがAC版は当たり判定は無い。
STAGE 3「密林ジャングル」
密林のジャングル、茂みの中に銃を持った兵士が待ち構えてたり、地面から砲台が出るなどと難易度も少し高くなる。ボスは陰獣魔神像「デルゲルベス」中央に巨大な龍のような顔を持つ像、第一形態は中央部から芋虫のようなものを降らし攻撃する、中央部を破壊すると龍の口から球状の球を放つ。
STAGE4「エイリアン1」
エイリアンの巣窟、無数の素早い走りをするエイリアンが登場する。中ボスである骨塊無重力艦「ギララル」は左右のハッチから頭蓋骨のようなものを放つ。ボスは「マザーエイリアン(仮名)」プレイヤーに近づいて長い舌で攻撃する。なお後者はFC版には登場しない。
STAGE 5「エイリアン2」
「マザーエイリアン」撃破後にプレイヤーが向かった横の穴の内部、こちらも2面同様縦スクロール面、道中床から口のようなものが生えて来たり、攻撃を遮るように回転する顔が出てくる。
ボスは天王鬼「ギャバ」、第一形態は3つの顔の龍の外見だが、破壊すると本体とも言える龍の頭が出る(それと同時に左右の穴から龍が出る)
Remove ads

移植版

要約
視点

一覧

さらに見る No., タイトル ...

ファミリーコンピュータ版

概要

1990年に発売されたアレンジ移植版で、タイトルもサブタイトルのない『Super魂斗羅』になっている。ハードの性能差から色数は少なくなり、同時発音数も少なくなっている他、アーケード版とは異なり横画面になっている。また、アーケード版にあった2段階パワーアップやジャンプ高度の調整は削除されている。パワーアップアイテムはイニシャルに羽のついたもので、ファミリーコンピュータ版『魂斗羅』のシステムに近い。イニシャルがないものは、画面内の敵を全滅させる効果を持つ[2]パワーアップの種類が若干異なるほか、ステージ構成も異なる。一部のステージやボスが削除され、代わりにオリジナルキャラクターやステージが追加されている。総じて移植版というよりは新作に近い内容になっている[2]。 北米版(NES)のタイトルは『Super C』。ヨーロッパおよびオーストラリア版は『Probotector II: Return of the Evil Forces(プロボテクター2 リターン オブ ジ イビル フォーシス)』となっており、敵も味方もロボットに変更されている。

アイテム

ノーマルガン
ゲーム開始時、もしくはミスした直後に持っている武器。3連射まで可能だが、威力は低い[2]
マシンガン
オートで4連射が可能。イニシャルはM。威力はそれなりだが、きちんと狙えば十分実用に耐え得る[2]
スプレッドガン
イニシャルはS。一度の射撃で放射状に5発の弾を発射する。攻撃範囲がとても広く、ゲーム内屈指の使い勝手と威力を誇る[2]
ファイア・ボール
イニシャルはF。敵や障害物に当たると4方向に破裂する。ため打ちも可能であり、その場合は8方向に弾が拡散する。威力は絶大[2]
レーザーガン
イニシャルはL。貫通力のあるレーザーを発射する。威力は高いが連射ができない[2]
ラビット・ビレッツ
前述のとおりファミコン版のみに登場するアイテム。イニシャルはR。弾の飛ぶ速度がアップする。レーザーガンに対しては効果がない[2]
バリア
イニシャルはB。取るとプレーヤーの体が点滅し、しばらくの間敵や弾に対して完全に無敵になる[2]

アーケードアーカイブス版

アーケード版の忠実移植。国内版と海外版を収録。「こだわり設定」ではゲームスピードの調整と使用キャラクターの切り替えが可能。

Remove ads

スタッフ

アーケード版
  • ディレクター、ライター:辻本英之
  • アシスタント・ディレクター:K.WADA
  • アソシエイト・ディレクター:S.FUJIWARA、近藤隆司
  • プロダクション・サウンド・ミキサー:Y.UNO
  • 音楽:村岡一樹、古川元亮
  • アート・ディレクター:中村健吾
  • セット・ディレクター:M.SUGITA
  • タイトル:H.TAKANASHI、N.ISHII
  • メイクアップ・スーパーバイザー:M.MORIYAMA
  • コンセプチュアル・アーティスト:神保隆司
  • エレクトロニクス・デザイン:K.HASHIMA
  • パブリシティ・スーパーバイザー:F.SHIBUYA
  • スチール撮影:J.TANAKA
  • 翻訳:K.HAYASHI
  • プロデューサー:廣下宏治
ファミリーコンピュータ版
  • プログラマー:梅崎重治
  • グラフィック・デザイン:村木摂
  • サウンド・デザイン:前沢秀憲、坂倉雄一
  • スペシャル・サンクス:霜出健治、SUPER C TEAM
  • ディレクター:梅ちゃんチーム
Remove ads

評価

さらに見る 評価, レビュー結果 ...
ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計25点(満40点)[10]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り20.40点(満30点)となっている[4][16]

さらに見る 項目, 総合 ...
Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads