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セゾン現代美術館
日本の長野県北佐久郡軽井沢町にある美術館 ウィキペディアから
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セゾン現代美術館(セゾンげんだいびじゅつかん)は、長野県北佐久郡軽井沢町にある美術館。一般財団法人セゾン現代美術館が運営する。
概要
1962年に西武グループは、高輪プリンスホテル内に財団法人高輪美術館を開設し、堤康次郎の骨董コレクションを公開していた[1]。しかし、セゾングループのコレクションが充実してくると、これらの現代美術作品を独自の美術館活動として、常設展示したいとの機運が高まった[2]。そこで、西武百貨店の文化事業部が中心となって、1981年に軽井沢に新しく美術館を建設し、高輪美術館を軽井沢に移転した[2]。新しい美術館は軽井沢高輪美術館と命名され、セゾングループで蒐集した現代美術作品を展示した[2]。そのオープニングレセプションには、マルセル・デュシャン夫人やジョン・ケージらも出席している[3]。
1987年にセゾンコーポレーションが設立され、池袋の西武美術館と軽井沢高輪美術館はその管轄下に置かれた[2]。また同年には、財団法人セゾン文化財団が設立され、堤清二はセゾン各社が購入して軽井沢高輪美術館での展示にあてていた美術品を買い戻して、セゾン文化財団に寄付した[2]。
セゾン現代美術館に改称
1991年、軽井沢高輪美術館を財団法人セゾン現代美術館と改称し、セゾン文化財団から所蔵美術品の寄付を受け入れて独自の活動を開始した。日本では数少ない、現代美術コレクションを展示する専門美術館として運営されることになったのである[4][5]。
主な収蔵品には、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、ジャクスン・ポロック、マーク・ロスコ、アンゼルム・キーファー、フランチェスコ・クレメンテらの作品がある[6]。
開館から40年以上が経ち、施設が老朽化していることから、2023年11月1日から2026年夏までの予定で長期休館し、改修工事を行っている[7]。
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施設
- 正門
- 庭園
- カフェ・ヤマアラシ
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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