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タキシードサム

サンリオのキャラクター ウィキペディアから

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タキシードサムラテン文字表記:Tuxedo Sam[5])は、日本サンリオによるキャラクター皇帝ペンギンをキャラクター化。1978年にキャラクター開発[5]

概要 タキシードサム Tuxedo Sam, モチーフ ...

タキシードサムのキャラクターグッズは、キャラクターを立体的にかたどったデザインの「立体キャラクター」を売りとした。

来歴

  • 1978年 - キャラクター開発[5]
  • 1980年 - 「立体キャラクター」のテスト販売を開始。
  • 1982年3月 - 日本で初めてとなる、本格的な「立体キャラクター」の第1号グッズを販売。同年7月にはグッズの総数が150点近くになり、サンリオではハローキティリトルツインスターズマイメロディに次いで第4位の人気を獲得するキャラクターとなった[6]
  • 1983年12月5日 - 日本電信電話公社(当時)からタキシードサムをデザインしたテレホンカード(50度数と100度数)が発売された。サンリオキャラクターがテレホンカードにデザインされるのはこれが最初。なお、この年サンリオキャラクターで初の扇風機も発売された[7]
  • 1984年12月 - 日本電気からタキシードサムをデザインした電話機が発売された。サンリオキャラクターが電話機にデザインされるのはこれが最初。
  • 1998年8月 - 久々に商品展開が行われた。
  • 2020年1月 -男の子キャラクターからなるユニット「はぴだんぶい」の一人に起用され、商品展開が行なわれる[8][9]。人気が再燃しつつあり、2019年のサンリオキャラクター大賞の総合順位では10位と久々にトップ10圏内にランキングされた。2020年9月8日にはユートレジャーからタキシードサムの高額なプラチナ950製婚約・結婚指輪が発売された[10]
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設定

メインキャラクターのサムはデビュー当時は紳士的で貫禄があり、シリアスなキャラクターであったが、いちご新聞194号(1984年4月号)の頃から活動的な側面もある一方でのんびり屋で、ドジであわてんぼうで食いしん坊な性格に改変されている[11]

サム
声 - 杉山佳寿子
5月12日南極のタキシードアイランド生まれ[5]。イギリス留学をしたことがあり、英語が堪能。二等航海士[注 1]の免許を所有している[12][13]。身長、バスト、ウエスト、ヒップの全てが100 cmである[14]。体重はヒミツ。視力は両目とも2.0。聴力は測定不能。好きな物は蝶ネクタイで365本持っている[14]。エビのコキールやイワシのムニエルが好物。嫌いな物はバーゲン品のジーンズ。ズボンが穿けないことが悩み。スポーツが得意(自称)。趣味はテニスホッケーボートなどのスポーツ[15]。信条は「氷の上にも3年」「七転び八起き」「いつもクールに!」。パムとタムというサムにそっくりな二人の弟がいる[5]
パム
サムにそっくりな弟の一人。好奇心旺盛でいつも元気いっぱいでみんなのムードメーカー。しっかり者で、好きなことは楽しいことを計画すること。浮き輪を愛用しすぎたため泳ぎが苦手。帽子をコレクションしている。
タム
サムにそっくりな弟の一人。甘えん坊でちょっぴり恥ずかしがり屋だけど、天然な言動でいつもみんなを和ませてくれる。好きなことは寝ることでパジャマをコレクションしている。
チップ
声 - 三輪勝恵
アザラシの男の子で、サムの大親友[3][13]。元気で明るい性格。趣味は料理、特技は掃除、洗濯や片付け。誕生日は10月5日[13]
ロブスタン
サムの友達でちょっぴり怖がりけれど明るい性格のヤドカリ[16]。年に一回同じ色であるグリーンの貝に引っ越しをしている[16]。生まれた所はサムが行ったことのある海岸である。
カニヤン
サムの友達で明るくお調子者で落ち着かない性格のカニ[16]。特技は自分のはさみで手紙の封を切ること。生まれた場所はロブスタンと同じ海岸[16]
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映像化

テレビ番組

アメリカ版
1987年9月19日から12月12日までアメリカのCBS系列局で放映されたアニメーション番組。全13回・26話。作品自体は『ハローキティ』のテレビ番組であるが、タキシードサムもマイメロディと共にレギュラー出演した。全米の3大テレビネットワークで日本のキャラクターが初めてテレビ番組化された[17]。タキシードサムの声はシーン・ロベルジュ英語版が担当した。

オリジナルビデオ

『オリジナルストーリーアニメ』シリーズ
  • 『サムとチップのハチャメチャ大レース』(『名探偵ハンギョドン』『ぽこぽんのキツネ川温泉へんしん合戦』とのカップリング)
発売日:1993年6月21日 VHS版(SAVV-5008)
  • 『サムちゃんのおばけなんか怖くない』(『キティとミミィのハッピーバースデイ』とのカップリング)
発売日:1998年8月1日 VHS版(SAVV-521)

イメージソング

「おふろパーティー」
作詞:ビーンズ豆田 作曲:大森俊之 編曲:淡海悟郎 歌:杉山佳寿子[18]
1992年7月21日にサンリオより発売されたCDアルバム「楽しい毎日のために ぼくたちの一日ソング」の8曲目に収録[18]。2分39秒。
「シーパラダイスは最高」
作詞:原勲夫 作曲/編曲:八幡茂 歌:戸田恵子山本百合子、杉山佳寿子
1993年11月21日にサンリオより発売されたCDアルバム「みんなでうたおう サンリオピューロランド」の4曲目に収録[19]。1分54秒。サムのほか、リトルツインスターズ(キキとララ)も歌っている。当楽曲はサンリオピューロランドの知恵の木ステージで上演されたライブショー「プリンセスキティのシーパラダイス」で使用された曲である[19]

サンリオキャラクター大賞の順位

要約
視点

いちご新聞』の読者投票企画「サンリオキャラクター大賞」では第1回の4位が歴代最高である。2013年サンリオキャラクター大賞の特別企画である「これやります宣言」で、「5位以内ならウエストを作っちゃう」と宣言していたが[20]、 最終結果は13位であったため[21]実現には至らなかった。2014年サンリオキャラクター大賞は16位のバッドばつ丸と7票差の僅差で敗れた。大賞を終えた際の一言は「懐かしいの一言では終わらせたくないんだ」であった[22]。2015年のサンリオキャラクター大賞では「キャラクターパフ部門」が設けられ、タキシードサムがノミネートされた。結果は7キャラクター中、5位であった[23]。2018年のサンリオキャラクター大賞では総合順位は13位であったが、いちご新聞に届いた票のみを集計した「いちご新聞ランキング」では9位とトップ10圏内にランクされている[1]。2019年のサンリオキャラクター大賞は総合順位10位と久々にトップ10圏内にランクインされている。

また、いちご新聞オリジナル企画で2016年より「サブキャラコンテスト」が開催されている。 第1回(2016年)は「カニヤン」がノミネートされ、38位にランクインされた[24]。 第2回(2017年)は「チップ」がノミネートされ、25位にランクインされた[25]。 第3回(2018年)はノミネートなしであった[26]。 第4回(2019年)は第1回(2016年)〜第3回(2018年)までの上位20キャラクター同士の決戦コンテストで、「タキシードサム」のサブキャラはいずれも上位20位圏外のためノミネートなしであった[27]。 仕切り直しとなる第5回(2020年)は「タム」がノミネートされ、15位にランクインされた[28]

  • 2025年サンリオキャラクター大賞9位。
  • 2024年サンリオキャラクター大賞9位。
  • 2023年サンリオキャラクター大賞9位。
  • 2022年サンリオキャラクター大賞10位。
  • 2021年サンリオキャラクター大賞9位(いちご新聞ランキング7位[29])。
  • 2020年サンリオキャラクター大賞10位(いちご新聞ランキング11位[30])。
  • 2019年サンリオキャラクター大賞10位(いちご新聞ランキング12位[31])。
  • 2018年サンリオキャラクター大賞13位(いちご新聞ランキング9位[32])。
  • 2017年サンリオキャラクター大賞15位(いちご新聞ランキング10位[33])。
  • 2016年サンリオキャラクター大賞19位(いちご新聞ランキング8位[34]) / なでる投票17位[35]
  • 2015年サンリオキャラクター大賞18位[36](いちご新聞ランキング8位[37])。
  • 2014年サンリオキャラクター大賞17位[38][注 2](いちご新聞ランキング12位[41])。
  • 2013年サンリオキャラクター大賞13位。
  • 2012年サンリオキャラクター大賞10位[42]
  • 2011年サンリオキャラクター大賞12位[43]
  • 2010年サンリオキャラクター大賞9位[44]
  • 2003年〜2009年サンリオキャラクター大賞10位圏外。
  • 2002年サンリオキャラクター大賞20位。
  • 1992年〜2001年サンリオキャラクター大賞10位圏外。
  • 1991年サンリオキャラクター大賞10位[2]
  • 1990年サンリオキャラクター大賞9位。
  • 1987年〜1989年サンリオキャラクター大賞10位圏外。
  • 1986年サンリオキャラクター大賞4位。
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豆知識

  • いちご新聞』でタキシードサムが初めて表紙を飾ったのは、1983年5月号(183号)である[45]
  • 1975年から1985年まで『いちご新聞』の紙面上でサンリオキャラクター大賞の前身といえる「サンリオキャラクター人気コンテスト」を開催しており、サンリオキャラクター大賞が開催される前年である1985年(最終回)はタキシードサムが1位だった[46][47]
  • エクサムが発売するキッズ向けトレーディングカードアーケードゲームであるハローキティとまほうのエプロン 〜サンリオキャラクター大集合!〜の第3弾〜レッツ!ハンバーガークッキング〜』に登場するキャラクターのひとつとしてタキシードサムが起用された[48]
  • 渋谷ヒカリエ ShinQs B1でタキシードサムカフェが期間限定(2017年7月14日〜9月27日)でオープンした[49][50]。カフェ限定グッズも併設のショップで販売された。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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