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ダイアモンドの犬

デヴィッド・ボウイのアルバム ウィキペディアから

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ダイアモンドの犬』(原題:Diamond Dogs)は、イギリスミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの7枚目のスタジオ・アルバム

概要 『ダイアモンドの犬』, デヴィッド・ボウイ の スタジオ・アルバム ...

1974年5月31日RCAレコードよりリリースされた。

その後、1990年EMI(米国ではRYKO)よりCD化され再発売されており、その際ボーナストラックとして未発表テイクが2曲追加収録されている。また、2004年にも再発売されており、その際は2枚組で8曲がボーナストラックとして追加収録されている。

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概要

前2作『ジギー・スターダスト』『アラジン・セイン』において虚構のスターを演じるというコンセプト・アルバムを立て続けにヒットさせていたボウイは、パブリック・イメージからの脱却のために「引退」宣言を行い、次作のコンセプトの検討をしていた。この頃、スタッフやバックバンドとのトラブルに巻き込まれ、精神的に追い詰められていたボウイは、僅かな食事と薬に頼る生活をしており、心身ともに憔悴しきっていた。そんな最中、イギリスの作家であるジョージ・オーウェルの作品『1984年』に影響を受けたボウイは、同作品のミュージカル化を企画し、計画を進めようとしていたが、著者の未亡人に拒否されたため、自らが半人半獣の姿で退廃した未来を予言するというコンセプトへと変更を余儀なくされた。また、この頃にある雑誌記者の紹介で、アメリカの作家であるウィリアム・バロウズを紹介されたボウイは、彼の影響で本アルバムにおいて「カットアップ」という手法で歌詞を作成、こうして両名からの強い影響によって本アルバムはコンセプト・アルバムとして完成した。しかし、前2作において共演していたバックバンドのメンバーであり、盟友であったミック・ロンソンなどは参加しておらず、華々しいイメージから遠ざかった作品に、多くの評論家からは批判を受けることとなった。また、本アルバムリリース後に同タイトルのツアーを始めたボウイだったが、ツアーの途中で突然ソウルミュージックを取り入れた全く異なるステージングへと路線を変更し、その後のアルバム『ヤング・アメリカンズ』へと至ることとなる。

英音楽誌NMEは、本作から「愛しき反抗」(5位)を「NMEが選ぶデヴィッド・ボウイの究極の名曲1〜40位」に選んでいる[1]

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収録曲

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ボーナストラック

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参加ミュージシャン

脚注

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