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ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領
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ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領(ヒンディー語: दादरा और नगर हवेली और दमन और दीव、英語: Dadra and Nagar Haveli and Daman and Diu、ポルトガル語: Dadrá e Nagar Aveli e Damão e Diu、マラーティー語: दादरा व नगर हवेली आणि दमण व दीव、グジャラート語: દાદરા અને નગરહવેલી અને દમણ અને દીવ)は、インド西部に位置する連邦直轄領。首府はダマン。面積は602平方キロメートル、人口は約59万人(2011年国勢調査)、約62万人(2020年推定[6])。
2020年1月、ダードラーおよびナガル・ハヴェーリー連邦直轄領とダマン・ディーウ連邦直轄領が合併し発足した。
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歴史
20世紀中頃までポルトガルの植民地で、ゴア(現在のゴア州)と共にポルトガル領インドを構成していた。
1954年、ダードラーとナガル・ハヴェーリーは親インド派住民によって占領され、自由ダードラーおよびナガル・ハヴェーリーが樹立された。彼らはインドへの編入を要求し、1961年8月11日にダードラーおよびナガル・ハヴェーリー連邦直轄領としてインドに編入された[7]。
1961年12月、インドはゴア、ダマン、ディーウへ軍事侵攻を実施、これを併合しゴア、ダマンおよびディーウ連邦直轄領とした。
1987年5月30日、ゴアが単独で州へ昇格したことに伴い、ダマン・ディーウ連邦直轄領へ改編された[7]。
2019年11月26日、ダードラーおよびナガル・ハヴェーリーとダマン・ディーウの両連邦直轄領を合併する法案が国会へ提出され、11月27日にローク・サバー(下院)で、12月3日にラージヤ・サバー(上院)でそれぞれ可決される[8]。翌2020年1月26日に合併法が施行され、ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領が成立した[9]。
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地理
ダードラー、ナガル・ヴェーリー、ダマン、ディーウの4地域から成り立つ。ただしお互いは接しておらず、飛び地状となっている。ディーウを除く3地域は接近しており、ダマン川沿いにある。またナガル・ハヴェーリーを除く3地域は、グジャラート州に囲まれている。人口はいずれも2011年の国勢調査に基づく。
- ダードラー:ダマンとナガル・ハヴェーリーの中間に位置する内陸の町。面積は約30平方キロメートル。
- ナガル・ハヴェーリー:連邦直轄領では最も南東にある、内陸部の地域。北をグジャラート州、南をマハーラーシュトラ州と接し、面積は約450平方キロメートルで最も大きい。主な都市はスィルヴァーサー。マーグヴァルというグジャラート州の飛び地がある。
- ダマン地域:カンバート湾沿い、ダマン川の河口の地域。面積は72平方キロメートル、人口は約19万人。主な都市は首府でもあるダマン。
- ディーウ地域:カーティヤーワール半島に位置する地域。ダマンとはカンバート湾を挟んだ対岸にあり、直線距離で200キロメートルほど離れている。面積は39平方キロメートル、人口は5万人ほど。主な都市はディーウ。
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県
合併前のものを引き継いだ、3つの県が設置されている。
脚注
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