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ツァイト (アルバム)

2022年に発売されたラムシュタインの8枚目のオリジナル・アルバム ウィキペディアから

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ツァイトドイツ語:Zeit)は、ドイツバンドであるラムシュタインの8枚目となるスタジオ・アルバム

概要 『Zeit』, ラムシュタイン の スタジオ・アルバム ...
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概要

2019年に前作が発売されたことで始まったヨーロッパ・スタジアムツアーが新型コロナウイルスによるロックダウンによって2020年、2021年の公演が中止となり、活動休止を余儀なくされた中で制作された[1][2]

「生」と「死」をモチーフとしたコンセプト・アルバム。生では「美」や「性」などがキーワードとなり、死では「闇」や「不安」などがキーワードとなる。

ジャケットはヨハニスタール飛行場跡(現・航空力学公園)で撮られたものであり、撮影者はブライアン・アダムスである。

発売前にクリストフ国際宇宙ステーション滞在中のトマ・ペスケ船長に聴かせており、その様子をインスタグラムに投稿している[3]

発売の1ヶ月前には世界中の内11箇所にトラックリストを入れたタイムカプセルが隠された。25日にはウェブサイト上に隠された場所の座標が公開され、発見者には2022年から再開されるヨーロッパツアーのチケットと旅費が与えられるというキャンペーンも行われた[4]

発売の前日には「Zeit」「Zick Zack」「Angst」のミュージックビデオ(以下MV)が世界中の映画館で上映された[注釈 1]

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収録曲

作詞作曲はすべて「Rammstein」表記。邦題はユニバーサルミュージックジャパン公式より引用。

  1. Armee der Tristen憂鬱の軍団
  2. Zeit時間
    歌詞にゲーテの詩『ファウスト』からの引用がある。
  3. Schwarz
  4. Giftig毒女
    曲中に歌詞の逆再生が含まれる。
  5. Zick Zackジグザグ
    整形をモチーフとした曲。
    シングルのジャケット及びMVでオリバーが扮しているのは、ファッションデザイナーハラルド・グロックラー英語版と思われる。
  6. OK
    性病をモチーフとした曲。
    「OK」は「Ohne Kondom(訳:コンドームなしで)」の略語であり、歌詞に淋病の症状がある。
  7. Meine Tränen俺の涙
    毒親をモチーフとした曲。
  8. Angst不安
    ブギーマン[注釈 2]をモチーフとした曲。
    ドイツの鬼ごっこにあたる遊び"Schwarze Mann"で掛け声として使われるフレーズ「Wer hat Angst vorm Schwarzen Mann?(訳:黒い男が怖いのは誰だ?)」を歌詞で引用している。
    MVにはオールブラックスオランダのチョコレート製造会社"Dobla"が1950年代に発売していたチョコレート"ニガーキス[6]"など、「黒」や「黒人」を連想させる要素がある。
  9. Dicke Titten大きいおっぱい
    曲全体に金管楽器をフィーチャーした異色作[注釈 3]
    MVはメンバー及びエキストラがレーダーホーゼンディアンドルを着用し、チロルの民族的な踊りである"Schuhplattler英語版"を踊る、映像の最後にティルエーデルワイスを踏む[注釈 4]など、南チロルの民族的アイデンティティを巡る問題を連想させる構成となっている。
  10. Lügen
  11. Adieuアデュー
    ムター(ラムシュタインのアルバム)英語版』収録の「Adios(アディオス)」とは無関係。
    アデュー(フランス語: Adieu)は主に長期の別れや死別の際に使う言葉である[7]
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参加ミュージシャン

ラムシュタイン

追加ミュージシャン

参考文献

脚注

外部リンク

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