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ティム・ロス

イギリスの俳優 (1961 - ) ウィキペディアから

ティム・ロス
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ティム・ロス(Tim Roth, 1961年5月14日 - )は、イギリス俳優映画監督

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来歴

生い立ち

ロンドン出身。本名はティモシー・サイモン・ロス(Timothy Simon Roth)。父は、ジャーナリストで、70年代まで熱心なイギリス共産党員だった(すでに死去)。母は、小学校教師で風景画家。父はもともとスミス姓のアイルランド系イギリス人だったが(生まれはブルックリンでのちにイギリスへ移住)、17歳で従軍した第二次世界大戦後、Rothという姓に変えた。それがドイツ系ユダヤ人の苗字だったのは、ティムの推測によると、戦時中に殺された多くのユダヤ人への追悼の念からであろうという[1]。このため、ティムはユダヤ人ではないにも拘らず「恐ろしく多くのユダヤ教の式典に招かれた」と語っている[1]

キャリア

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2014年

高校時代に学校劇のオーディションに受かり、主役を演じたことで演技に興味を持つようになる。高校卒業後は、ロンドン芸術大学キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツに入学し彫刻を専攻していた[2]が、演技への情熱が強くなり、大学を退学して俳優を志す。小劇団に参加し、演劇学校には通っていない。1983年に映画デビュー。

長年売れない俳優であったが、1992年にクエンティン・タランティーノ監督のデビュー作である『レザボア・ドッグス』で準主役のMr.オレンジ役、2年後に同監督出世作となる『パルプ・フィクション』ではオープニングとラストに登場するダイナーのカップル強盗の役を演じ、注目される。

1995年公開の『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』では英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。1998年には大作映画『海の上のピアニスト』で主演。同年には『素肌の涙』で映画監督デビューを果たし、ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞を受賞する。

2001年には『PLANET OF THE APES/猿の惑星』で特殊メイクをして猿のボスを演じ、話題になった。またこの作品に出演するため、『ハリー・ポッターと賢者の石』のセブルス・スネイプ役へのオファーを断っている[3]

私生活

前妻との間に1984年生まれの一男がいる[4]。1993年にファッションデザイナーのニッキー・バトラーと結婚、2人の息子が誕生している。右腕に家族の名前などの入れ墨を5箇所入れている。

2022年10月31日に俳優のティム・ロスと家族は声明を発表、息子で作曲家、ギタリストとして活躍していたコーマック・ロスが10月16日に亡くなったことを明らかにした。コーマックは2021年11月にステージ3の胚細胞腫瘍であることをSNSで公表していた[5]

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出演作品

映画

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テレビシリーズ

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日本語吹き替え

レザボア・ドッグス』で安原義人が初担当となって以降は安原が吹き替えで起用される頻度が高い。

脚注

外部リンク

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