ディアンソニー・メルトン

ディアンソニー・メルトン（De'Anthony Melton, 1998年5月28日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースハリウッド（英語版）出身のプロバスケットボール選手。NBAのブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはシューティングガードまたはポイントガード。

ディアンソニー・メルトン
De'Anthony Melton

メンフィス・グリズリーズでのメルトン （2021年）
ブルックリン・ネッツ  No.8
ポジション	SG / PG
所属リーグ	NBA
基本情報
愛称	Mr. Do Something
国籍	アメリカ合衆国
生年月日	(1998-05-28) 1998年5月28日（27歳）
出身地	カリフォルニア州ノースハリウッド（英語版）
身長	191cm (6 ft 3 in)
体重	91kg (201 lb)
キャリア情報
高校	クレスピ・カーメリト高等学校
大学	USC
NBAドラフト	2018年 / 2巡目 / 全体46位
ヒューストン・ロケッツから指名
プロ選手期間	2018年–現在
経歴
2018–2019	フェニックス・サンズ
2018–2019	→ノーザンアリゾナ・サンズ
2019–2022	メンフィス・グリズリーズ
2022–2024	フィラデルフィア・76ers
2024	ゴールデンステート・ウォリアーズ
2024–	ブルックリン・ネッツ
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴

カレッジ

南カリフォルニア大学に進学し、1年目から主力としてプレーしたが、2年目のシーズンが始まる前に家族に詐欺容疑がかけられたことでNCAAから1年間の出場停止処分を受け、プレーできなかった^[1]。そしてこのシーズン終了後、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーした^[2]。

フェニックス・サンズ

2018年のNBAドラフトにて2巡目全体46位でヒューストン・ロケッツから指名されたが、サマーリーグ終了後の8月31日にブランドン・ナイト、マーキース・クリスとのトレードで、ライアン・アンダーソンと共に交渉権がフェニックス・サンズへ移動し^[3]、9月21日にサンズと契約した。

12月4日のサクラメント・キングス戦でシーズンハイとなる21得点を記録したが、チームは105-122で敗れた^[4]。2019年1月12日のデンバー・ナゲッツ戦でシーズンハイとなる10アシストを記録し、チームは102-93で勝利した^[5]。

メンフィス・グリズリーズ

2019年7月7日にカイル・コーバー、ジェヴォン・カーターとのトレードで、ジョシュ・ジャクソンのドラフト権と共にメンフィス・グリズリーズへ移籍した^[6]。

2020年2月20日のサクラメント・キングス戦でシーズンハイとなる24得点を含む6リバウンド、3アシストを記録したが、チームは125-129で惜敗した^[7]。

11月21日にグリズリーズとの4年総額3,500万ドルの再契約に合意した^[8]。

2021年4月19日のデンバー・ナゲッツ戦でシーズンハイとなる25得点を含む8リバウンド、6アシスト、5スティールを記録したが、チームはダブルオーバータイムの末に137-139で惜敗した^[9]。このシーズン、チームはプレーオフ第1回戦でユタ・ジャズに第5戦の末に敗れた。

2022年3月26日のミルウォーキー・バックス戦でシーズンハイとなる24得点を含む3リバウンド、2アシスト、3スティールを記録し、チームは127-102で勝利した^[10]。このシーズン、チームはプレーオフカンファレンス準決勝でこの年のNBAチャンピオンであるゴールデンステート・ウォリアーズに敗れた。

フィラデルフィア・76ers

2022年のNBAドラフト当日にデビッド・ロディー（英語版）の交渉権、ダニー・グリーンとのトレードでフィラデルフィア・76ersへ移籍した^[11]。

ゴールデンステート・ウォリアーズ

2024年7月8日にゴールデンステート・ウォリアーズとの単年契約に合意した^[12]。

2024-25シーズン、2024年11月に左膝の前十字靱帯を捻挫し離脱。同月20日に手術を受けてシーズン残りの試合を全休することが発表された^[13]。

ブルックリン・ネッツ

2024年12月15日にデニス・シュルーダー、2025年のドラフト2巡目指名権とのトレードで、リース・ビークマン（英語版）、3本のドラフト2巡目指名権と共にブルックリン・ネッツへ移籍した^[14]。

個人成績

略称説明
GP	出場試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	PPG	平均得点	太字	キャリアハイ

NBA

レギュラーシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2018–19	PHX	50	31	19.7	.391	.305	.750	2.7	3.2	1.4	.5	5.0
2019–20	MEM	60	8	19.5	.401	.286	.769	3.7	2.9	1.3	.3	7.6
2020–21		52	1	20.1	.438	.412	.804	3.1	2.5	1.2	.6	9.1
2021–22		73	15	22.7	.404	.374	.750	4.5	2.7	1.4	.5	10.8
2022–23	PHI	77	58	27.9	.425	.390	.793	4.1	2.6	1.6	.5	10.1
2023–24		38	33	26.9	.386	.360	.835	3.7	3.0	1.6	.4	11.1
2024–25	GSW	6	2	20.2	.407	.371	.625	3.3	2.8	1.2	.3	10.3
	BKN	負傷により全休
通算		356	148	22.9	.410	.369	.779	3.7	2.8	1.4	.5	9.1

プレーオフ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2021	MEM	5	0	16.6	.355	.300	.600	3.2	1.0	.2	.8	6.2
2022		10	0	17.0	.323	.250	.750	3.1	1.6	1.0	.5	5.6
2023	PHI	11	0	24.9	.383	.388	.750	3.3	1.6	1.2	.8	7.9
2024		1	0	7.2	.000	.000	---	1.0	1.0	.0	.0	.0
通算		27	0	19.8	.352	.313	.706	3.1	1.5	.9	.7	6.4

カレッジ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2016–17	USC	36	25	27.0	.437	.284	.706	4.7	3.5	1.9	1.0	8.3