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ディジット

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ディジット
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ディジット(digit) は、長さの単位、あるいは、割合の単位である。

概要 ディジット digit, 量 ...
概要 ディジット digit, 系 ...
概要 ディジット digit, 量 ...
Thumb
手に由来する長さの単位
  1. シャフトメント (Shaftment)
  2. ハンド (Hand)
  3. パーム (Palm)
  4. スパン (Span)
  5. フィンガー (Finger)
  6. ディジット (Digit)

ディジットは、ラテン語で「親指以外の手」を意味するディギトゥス (digitus) に由来する(英語の finger にあたる)。

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長さ

元々は、大人の指(親指を除く)1本の幅に由来する身体尺である。

古代

古代エジプトでは、128キュビット ≒ 1.9 cm を表した[1]

古代ギリシャでは、140 キュビット ≒ 1.14 cm を表した[2](古代エジプトとはキュビットの長さが異なる)。

ヤード・ポンド法

ヤード・ポンド法では、116 フィート = 34 インチと定義された。「2キュビット = 1ヤード」とされる換算率を使って古代風にキュビットで表すと、124 キュビットとなる。

国際インチによれば正確に 1.905 センチメートルとなる。

他に以下のような腕に関する単位があるが、どれも現在では使用されていない。

ディジットはネイルとほぼ等しいが、ネイルはそれ以外に、1/16ヤードや、長さ以外の物理量を意味することもある。

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割合

古代から少なくとも18世紀[3]までの天文学で、112 を表す割合の単位として、の割合を表すのに使われた。つまり、太陽や月の視直径(見た目の直径)を12ディジットとして、日食月食で欠けた割合を表した。

出典

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