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ハンド (単位)
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ハンド (hand) は、ヤード・ポンド法で用いられる長さの単位(非SI単位)である。
hand は手の意味で、その名前の通り、元は(成人男性の)手の幅に由来する身体尺である[1]。ヘンリー8世によってインチと関連づけられ、1ハンドはちょうど4インチ(国際インチの定義によれば10.16センチメートル)と定義されている[1][2]。高さの計量に用いる場合、単位記号として h または hh(hands high の略)が用いられる[3]。
1ハンドに満たない部分、すなわち小数点より右側は1ハンドの1⁄10単位ではなくインチ(1ハンドの1⁄4単位)を表す。したがって62インチは15.2ハンドと書かれ、これを普通「15-2 (fifteen-two)」、あるいは稀に「15ハンド2インチ (fifteen hands two inches)」と読む[4][3][2]。
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ウマの体高の計量に用いるハンド
今日では、ハンドはアイルランド、アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、カナダなどにおいてウマ、ポニーなどウマ属の動物の体高の計量に用いられる[2]。この場合ウマを固く水平な地面に立たせ、尺柱と横規を用いて地面から鬐甲(肩甲骨の間の隆起)までの高さを測る[3]。
脚注
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