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デッドマン・ウォーキング
1995年のティム・ロビンス監督によるアメリカ映画 ウィキペディアから
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『デッドマン・ウォーキング』(Dead Man Walking)は、1995年に制作されたアメリカ映画。
死刑廃止論者である修道女ヘレン・プレジャンのノン・フィクション作品(『デッドマン・ウォーキング』徳間文庫)の映画化。
俳優のティム・ロビンスが監督・脚本を務めた作品で、主演は彼のパートナーのスーザン・サランドン。サランドンはこの作品で第68回アカデミー賞主演女優賞を受賞した。また、ショーン・ペンはベルリン国際映画祭で男優賞を受賞した。
「デッドマン・ウォーキング」とは死刑囚が死刑台に向かう際、看守が呼ぶ言葉である。
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ストーリー
貧困地区でアフリカ系アメリカ人のために働く尼僧(映画字幕ではnun、いわゆる修道女)のヘレン(スーザン・サランドン)は、あるきっかけで死刑囚のマシュー・ポンスレット(ショーン・ペン)と知りあう。彼の罪状は、2人のティーンエイジカップルの殺人及び強姦。彼は無罪を主張するが認められず、死刑が執行されることになる。ヘレンは彼のスピリチュアルカウンセラーとなり、その死を見届けることになるが、最後まで死刑執行を回避しようと手をうつ。
死刑当日。刑の執行の午前0時まで、知事への嘆願の返事を待ち続ける2人。結局、上訴審は却下。死が決まったマシューに勇気を与えられんことを、と、ヘレンは神に1人祈る。最後の面会でマシューはヘレンからあずかった聖書に名前と日付を入れて渡し、犯行の事実を告白した。「ウォルターを撃って殺したのは自分だ。レイプは自分もしたが、ホープを刺したのは相棒だ。今は2人の死に責任を感じる。昨夜は2人のために祈った」。午前0時数分前。迫りくる死の恐怖のためか、すすり泣く。ヘレンは護送されるマシューの肩に手をかけて寄り添う。マシューの最後の言葉は、処刑に立ちあった被害者の遺族への謝罪だった。
マシューの葬儀。彼はヘレンらの教会の墓地に葬られる。
基本的に死刑廃止論の立場で描かれているが、本作には被害者の両親等死刑賛成派の意見も描かれている。過去の犯行シーンと現在の死刑囚のシーンが時々いりまじる。本編を通して描かれるのは、「赦し」とも重なる「愛」と「死刑制度の是非」である。
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キャスト
- ソフト版:VHS・DVDに収録されたもの。後に発売されたBlu-rayには収録されていない。
- テレビ東京版:初回放送1999年3月28日『サンデーロードショー』[3]
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評価
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは61件のレビューで支持率は95%、平均点は8.20/10となった[4]。Metacriticでは26件のレビューを基に加重平均値が80/100となった[5]。
脚注
外部リンク
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