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トウネン
チドリ目シギ科の鳥 ウィキペディアから
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トウネン(当年、学名: Calidris ruficollis)は、チドリ目シギ科オバシギ属に分類される鳥類の1種。
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分布
夏にシベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、冬は東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけての地域で越冬する[3]。
日本では春と秋の渡りの途中で立ち寄る「旅鳥」として、全国に渡来する。小型シギの中では最も普通に見ることが出来る。九州以南では越冬する個体もある。
形態
全長はスズメとほぼ同じ14センチメートルから15センチメートル[4][5][3]、翼開長は約29センチメートル[5]。シギ科の鳥の中では小型の一種で、くちばしと足も短い。和名も「今年生まれたもの」という意味で、今年生まれた赤子のごとくからだが小さいことに由来している[3]。
成鳥夏羽は顔と胸、背が赤褐色で、翼は軸斑が黒、羽先が白で、残りの羽縁は赤褐色。体の下面は白色である。冬羽は全体的に灰褐色となる。
- 冬羽
- 夏羽
- 翼をひろげた夏羽
生態
非繁殖期には、干潟や水田、湿地に生息する。砂泥地などを動き回って泥の中にいる昆虫、ゴカイ類、小型甲殻類などを捕食する[5]。大きな群れで行動し、日本ではかつては万単位の群れも見られたが、近年では数百羽のことが多い[4]。
「チュリッ」や「チュイ」と鳴く。
- 冬羽、秋の渡りの途中で多摩川河口に立ち寄った群れ
- 泥地を動き回り泥の中のエサを捕食する夏羽のトウネンの群れ
種の保全状況評価
近縁種
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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