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ハン・ヒョジュ

韓国の女優 ウィキペディアから

ハン・ヒョジュ
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ハン・ヒョジュ: 한효주1987年2月22日[2] - )は、韓国女優モデル。所属事務所は韓国ではBHエンターテインメント日本ではフラーム。韓国を代表する国民的女優の1人であり、テレビ界と映画界を共に第一線で活躍される俳優として知られている。

概要 ハン・ヒョジュ(한효주), 生年月日 ...
概要 ハン・ヒョジュ, 各種表記 ...

2006年にユン・ソクホ監督の季節シリーズ完結編『春のワルツ』の主役に抜擢され、シンデレラと呼ばれた。2009年には、主演テレビドラマ『華麗なる遺産』が最高視聴率47.1%を記録し、世間に名前を広く知られる。さらに2010年にはイ・ビョンフン監督による全60話の時代劇、『トンイ』の主演を務めた。これも30%超えの高視聴率をとり、国内だけでなくアジア中で人気を博した大ヒット作となった。『トンイ』は日本でもNHKで放送され、多くの視聴者に愛された大ヒットドラマである。

その他、主なテレビ出演作品にはイ・ジョンソクとダブル主演を務めた『W-君と僕の世界-』(2016年)がある。2019年には『ボーン』シリーズに基づいた米テレビドラマ『トレッドストーン』に出演し、ハリウッドデビューを果たした。

主な映画出演作品には、『ただ君だけ』(2011年)、『王になった男』(2012年)、『監視者たち』(2013年)、『ビューティ・インサイド』(2015年)がある。日本映画の出演作は『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014年)と『太陽は動かない』(2021年)がある。

清純派女優として知られている一方、演技派としても知られており、数々の演技賞を受賞している。韓国の三大演技大賞である、百想芸術大賞青龍映画賞大鐘賞(「韓国のアカデミー賞」)にて全ての主演女優賞を受賞したことがある。

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来歴

生い立ち

  • 忠清北道清州市で、父親は空軍将校、母親は小学校教師という家庭に生まれた。
  • 幼少期から運動神経が優れており、陸上競技が得意だった。
  • 若い頃の夢は多く、母親のような教師になりたかったが、詩学獣医学、動物の訓練にも興味を持っていた。
  • 芸能界に憧れ、厳しくて保守的な父親の反対にもかかわらず高校2年生の時にひとりでソウルへ上京した。
  • その後は2005年に演劇映像学科の名門である東国大学へ進学。2010年に卒業。

デビュー・女優活動

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W-君と僕の世界-』の記者会見にて(2016年7月)
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バーバリーのイベントにて(2016年11月)
  • 偶然、インターネットで応募した衣料ブランドのモデルに抜擢され、芸能界に入ることになった。
  • ドラマデビュー作は2005年の『ノンストップ5』。元々は1話のみのゲスト出演だったが、視聴者の反応が想像以上に良かったため、メインキャストに昇格された。
  • 2006年上半期にユン・ソクホ監督の季節シリーズ完結編『春のワルツ』の主演を射止めた。ユン監督がハン・ヒョジュを抜擢するにいたった経緯については、インターネットでヒョジュの写真を見て、その子供のような純真さと神秘的な感受性が役にぴったりだと判断したためと伝えられている。当時ドラマや映画活動をほとんどしていない新人の大抜擢は異例で、世間を驚かせたものの視聴率はあまり伸びなかった。しかしこのドラマを通して彼女の演技力は確実に鍛えられた。
  • 2007年には連続テレビ小説『空くらい地くらい』に出演。出演を決めた理由は「毎日テレビに出ている姿を見れたらお婆さんが喜びそうだから」と語っている。
  • 2009年には、主演したテレビドラマ『華麗なる遺産』が高視聴率[3]となった他、三星(サムスン)のカメラCMではセクシーダンスを公開した。
  • 2009年、コンセプトアルバム『Love Tonic』にナレーションやAs Oneの『Break Up』にPV出演という形で参加した。
  • 2010年、Grand MINT FESTIVAL用に『Don't You Know』という曲をNo Replyとともに歌唱し、PV撮影等を行った。
  • 2010年にイ・ビョンフン監督による『トンイ』の主演を務めた。
  • 2011年以降は軸足を映画に移し、様々な作品で主演やヒロインを務めた。
  • 2013年11月、映画『監視者たち』で、韓国で最も権威のある青龍映画賞・主演女優賞を受賞した。
  • 2014年11月に『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』にて日本映画初出演を果たし、ヒロイン役を演じた。
  • 2016年にテレビドラマ『W-君と僕の世界-』に出演し、ヒロイン役を演じる[4]。テレビドラマの出演としては『トンイ』以来、6年ぶりの出演となった。
  • 2019年には、テレビドラマ『トレッドストーン』に出演し、ハリウッド進出を果たした。
  • 2021年に『太陽は動かない』にて2回目の日本映画出演を果たした。
  • 2021年、テレビドラマ『ハピネス』に出演。テレビドラマの出演としては『W-君と僕の世界-』以来、5年ぶりの復帰となる。

日本国内におけるマネージメント契約

  • 2011年10月、日本の芸能事務所フラームと日本国内のマネージメント専属契約を結ぶ[5]
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人物

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モデル撮影にて(2021年11月)

人物像

  • 身長170cm[1][6]体重48kg[6]血液型A型[6]東国大学校演劇映画科卒業。
  • 韓国語、日本語、英語の3ヶ国語を喋れるトリリンガルである。
  • 国民的清純派女優とされ、韓国でインターネット世論調査が行われた際、「嫁として連れてきてほしい女優」の第1位。
  • 趣味は、映画・音楽鑑賞、ピアノ、歌練習、演技練習、文を書くこと。
  • 特技は、口演童話、ピアノ、文を書くこと、競走、剣道。
  • 日本映画のファンであり、そのために日本語も学んだ。
  • 好きな日本の映画監督は岩井俊二犬童一心。岩井とは対談を行ったことがあり、また犬童の映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』にはヒロイン役として出演している。
  • 共演してみたい俳優は、蒼井優上野樹里宮崎あおい。上野樹里とは2015年公開の映画『ビューティー・インサイド』で共演が実現している。
  • 2017年9月より公式Instagramを開始。

家族

  • 家族は、父母と弟が一人。
  • 父親は予備役空軍少佐で、現在は軍関連事業をしている模様。保守的かつ厳格で、ヒョジュの芸能界入りには反対したと伝えられている[7]
  • 母親は小学校教師から後に公立学校の視学官[8]。「尊敬する人: 母親」。
  • 子供時代は結構おてんばで、スポーツ、特に陸上競技が好きだった。子供時代の名前はジヨンだったが、後にヒョジュと改名。

仕事

  • 春のワルツ』の撮影中、自分の演技に自信がなくなり、カメラが怖くなるほどであった。キム・ヘスクに「それさえ克服すればいい女優になれるのよ」と助言されて、その言葉が支えとなった。
  • トンイ』撮影終了後に、共演したチ・ジニがインタビューで「ドラマの見どころはトンイがいかに成長していくかですが、演じるヒョジュさん自身もこのドラマを通してどんどん成長して、素晴らしい女優さんに変身していきました」と語った。
  • 王になった男』で共演したイ・ビョンホンが「撮影中に一度お酒を飲みに行ったのですが…お酒が凄く強い」と語った。
  • 日本映画『マイ・バック・ページ』の韓国での上映にあたり、バリアフリー版音声解説のレコーディングに参加。これをきっかけとして、バリアフリー映画の広報大使を引き受けている(バリアフリー映画とは、視聴覚障害者が非障害者と一緒に映画を見ることができるように、画面の音声解説や字幕を入れた映画のこと)。
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出演

要約
視点

主演作は太字。

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主演女優賞を受賞した第34回青龍映画賞にて(2013年)

映画

さらに見る 公開, 作品 ...

テレビドラマ

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ミュージック・ビデオ

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CM

さらに見る 年, 企業・会社 ...
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書籍・写真集

写真集

  • 2014年 『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』(ハン・ヒョジュのエッセイ集、およびDVD付き)
  • 2016年 『ハン・ヒョジュのすべて』(グラビアと全作品解説&インタビューからなる1冊)

雑誌

  • 「COSMO BEAUTY」2012年2月号[56]
  • 「VOGUE KOREA」2012年9月号[57]
  • 「marie claire」2013年1月号[58]
  • 「ELLE」2013年1月号[59]
  • 「VOGUE girl」2013年3月号[60]
  • 「AJ」日本雑誌[61]
  • 「HIGH CUT」104号[62]
  • 「ELLE」2013年7月号[63]
  • 「InStyle」2013年9月号[64]
  • 「Harper's BAZAAR」2014年9月号[65]
  • 「ELLE」2016年4月号[66]
  • 「GRAZIA」2016年4月2号[67]
  • 「Style CHOSUN」2016年5月号[68]
  • 「GRAZIA」2016年7月号[69]
  • 「InStyle」2016年8月号[70][71]
  • 「GRAZIA」2016年9月号[72]
  • 「DAZED&CONFUSED」2016年11月号[73][74]
  • 「GRAZIA」2016年11月号[75]
  • 「marie claire」2017年5月号[76]
  • 「韓国ぴあ」2017年7月号[77]
  • 「InStyle」2017年7月号[78][79]
  • 「Harper's BAZAAR」2017年10月号[80]
  • 「Instyle」2018年1月号[81]
  • 「Harper's BAZAAR」2018年9月号[82]
  • 「Harpers BAZAAR Korea」2019年4月号[83]
  • 「Harper's BAZAAR」2019年10月号[84]
  • 「Haper's BAZAAR」2021年10月号[85]
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受賞歴

受賞

ノミネート

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広報大使

  • 2007年9月 忠北教育庁 広報大使
  • 2007年10月 韓国空軍 広報大使
  • 2010年7月 GMF(グランドミントフェスティバル) 広報大使
  • 2010年7月28日 G20ソウル首脳会議 広報大使
  • 2010年7月 人口住宅総調査 広報大使
  • 2010年11月 デザイン・コリア 広報大使
  • 2011年3月 韓国国税庁 広報大使
  • 2011年12月 Nets Go 広報大使
  • 2012年11月 バリアフリー映画フォーラム 広報大使
  • 2013年6月 仁川障害者アジア大会 広報大使

脚注

外部リンク

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