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バスク語訳聖書

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バスク語訳聖書
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バスク語訳聖書(バスクごやくせいしょ)では、キリスト教聖書バスク語への翻訳を扱う。バスク語はスペインフランスに跨ったバスク地方でおもにバスク人が話す言葉で[1]孤立した言語である。6つから9つの方言があるが、20世紀になってバスク語アカデミーによって標準バスク語Standard Basque)が制定された。

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古いバスク語聖書(Pierre D'Urte of St. Jean de Luzによるもの、1700年ごろ)

歴史

最初のバスク語の『新約聖書』は、1571年にヨアネス・レイセラガ英語版が作った。彼はカトリック神父からプロテスタント牧師へ転じた人物でもある。これはナバラ王国の女王ジャンヌ・ダルブレユグノー)の時代であった。

19世紀になって、ホセ・ウリアルテ(Jose Antonio Uriarte)が『旧・新約聖書』全体をバスク語のギプスコア方言(Gipuzkoan Basque)へ翻訳したが、出版はされなかった。1859年に、彼の親しい同僚のジャン=ピエール・デュヴォアザン(Jean-Pierre Duvoisin)がラプルディ方言(Lapurdian Basque)で翻訳して、これはイギリスの文献学者の(Louis Lucien Bonaparte)の協力もあり、出版もされた。

1983年、カトリック教会とスペイン聖書協会の共同訳『Elizen Arteko Biblia』(Interconfessional Bible)の『新約聖書』が発行され、続いて1994年には『旧・新約聖書』全書が完了した。これは標準バスク語である[2]

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翻訳の例

さらに見る Translation, ヨハネ 3:16 ...
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脚注

関連項目

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