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パオロ・バンケロ

アメリカのバスケットボール選手 (2002 - ) ウィキペディアから

パオロ・バンケロ
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パオロ・ナポレオン・ジェームズ・バンケロPaolo Napoleon James Banchero, 2002年11月12日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のプロバスケットボール選手。NBAオーランド・マジックに所属している。ポジションはパワーフォワード

概要 オーランド・マジック No.5, ポジション ...
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経歴

要約
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ハイスクール

オディア高等学校英語版に進学し、バスケと並行してアメリカンフットボールもプレーした。1年目のシーズンは平均14.1得点、10.2リバウンドを記録した。2年目のシーズンは平均18.2得点、10.3リバウンド、4.2アシストを記録してチームを州大会優勝に導き、MVPを受賞した[2]

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高校時代のバンケロ
(2020年)

3年目のシーズンは平均22.6得点、11.0リバウンド、3.7アシスト、1.6ブロックを記録し、ワシントン州のゲータレード年間最優秀選手賞を受賞した[3]

リクルート

所属する2021年のクラスで最大級の評価を受け、ESPNなどの主要3サイトから5つ星評価され、NCAAの多くの強豪からオファーを受けた。両親の母校であるワシントン大学への進学が予想されていたが、2020年8月にデューク大学への進学を決断した[4][5]

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カレッジ

1年目の2021-22シーズンからエースとして活躍し、平均17.8得点、7.2リバウンド、3.8アシストを記録。ACCの新人王を受賞し、NCAAオールアメリカンのコンセンサスセカンドチームに選出された[6]。また、NCAAトーナメントでもファイナル・フォーまで進出した[7]。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトアーリーエントリーした[8]

オーランド・マジック

2022年6月23日に行われたNBAドラフトにて1巡目全体1位でオーランド・マジックから指名され[9]、7月1日にマジックとの契約に合意した[10]。なお、デューク大学出身の選手がドラフト全体1位指名されたのは、2019年のザイオン・ウィリアムソン以来史上5人目であった[11]

2022-23シーズン、開幕戦となった10月15日のデトロイト・ピストンズ戦でNBAデビューし、27得点、9リバウンド、5アシスト、2ブロックを記録したが、チームは109-113で敗れた。なお、NBAデビュー戦で25得点・5リバウンド・5アシスト以上を記録したのは、2003年のレブロン・ジェームズ以来約19年ぶりであった[12]。11月5日のサクラメント・キングス戦では33得点、16リバウンドを記録したが、チームは123-126で惜敗した。なお、ティーンエイジャーが1試合で30得点・15リバウンド以上を記録したのは、レブロン・ジェームズに次いでNBA史上2人目であった[13]。このシーズン、バンケロはシーズン平均20.0得点、6.9リバウンド、3.7アシストを記録し、NBA新人王に選出されるとともにNBAオールルーキーファーストチームにも選出された[14][15]

2023-24シーズン、2023年11月2日のユタ・ジャズ戦で決勝点となるレイアップを含む30得点を記録し、チームは115-113で辛勝した[16]。2日後のロサンゼルス・レイカーズ戦では25得点、7リバウンド、10アシストを記録し、チームは120-101で勝利した[17]。12月6日のクリーブランド・キャバリアーズ戦で42得点を記録したが、チームは111-121で敗れた[18]。2024年1月3日のサクラメント・キングス戦で当時キャリアハイとなる43得点を記録したが、チームはダブルオーバータイムの末に135-138で惜敗した[19]。3日後のデンバー・ナゲッツ戦では自身初のトリプル・ダブルとなる30得点、10リバウンド、11アシスト、3スティールを記録し、チームは122-120で辛勝した[20]。2月1日に自身初となるNBAオールスターに選出された[21]。同月24日のデトロイト・ピストンズ戦で決勝点となるジャンプショットを含む15得点を記録し、チームは112-109で辛勝した[22]

このシーズン、チームはイースタンカンファレンス5位でプレーオフに進出し、バンケロ自身初となるプレーオフとなった。クリーブランド・キャバリアーズとの第1回戦の第1戦でプレーオフデビューを果たし、24得点、7リバウンド、5アシストを記録したが、その反面に9ターンオーバーを記録し、チームは83-97で敗れた[23]。第3戦では31得点、14リバウンドを記録し、チームは121-83で勝利した[24]。第5戦でプレーオフキャリアハイとなる39得点を含む8リバウンド、4アシストを記録したが、チームは103-104で惜敗した[25]。第7戦でプレーオフキャリアハイとなる16リバウンド、3スティールを含む38得点、2アシスト、1ブロックを記録したが、チームは94-106で敗れ、第7戦の末にキャバリアーズに敗れた[26]

2024-25シーズン、10月23日のシーズン開幕戦となるマイアミ・ヒート戦で33得点、11リバウンドを記録し、チームは116-97で勝利した。なお、マジックの選手がシーズン開幕戦で30得点、10リバウンド以上を記録したのは、シャキール・オニールトレイシー・マグレディに次いでフランチャイズ史上3人目であった[27]。同月28日のインディアナ・ペイサーズ戦でキャリアハイを更新する50得点を含む13リバウンド、9アシスト、2ブロックを記録し、チームは119-115で辛勝した[28]

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代表歴

イタリア系アメリカ人であるため、アメリカ合衆国代表に加えてイタリア代表としてプレーする資格も持つ。2022年のユーロバスケットではイタリア代表の予備登録選手に選出されたが、試合への出場はなかった[29]

2023年のFIBAバスケットボール・ワールドカップではアメリカ合衆国代表で出場した。

家族

母のロンダ英語版WNBAでプレーした元プロバスケットボール選手である[30]

父のマリオはイタリア系アメリカ人で、自身も2020年2月にイタリア国籍を取得している[31][32]

人物

大学時代の2021年11月14日にチームメイトが飲酒運転で逮捕された。この時車に同乗していたため、幇助にあたるとして起訴された[33]

NFL選手のパトリック・マホームズと容姿が似ている。2022年5月8日に行われたマイアミグランプリの観戦に訪れた際にはSky Sportsマーティン・ブランドルにマホームズと誤認され、インタビューを受けた[34]

多汗症であり、1試合で体重が約3kg減少する。このため大学時代は試合終盤によく足をつっていたが、医師から処方された特別な飲料を使うことで対処した[35]

個人成績

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NBA

レギュラーシーズン

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プレーオフ

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カレッジ

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脚注

外部リンク

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