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パテ (料理)
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パテ(フランス語:pâté)は肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げたフランス料理[1][2]。テリーヌを使用して焼かれたパテは単にテリーヌと呼ばれることもある[3]。あるいは、それに由来する英語圏の料理。パティ(patty)。
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フランス料理のパテ
パテの語源はパイ生地(pâte パート。イタリア語の pasta パスタと同語源)で、本来具材を小麦粉を使用した生地で包んだ料理の名称であったが[4]、これが転じて生地の中に入れる具材を指すようになった。やがて、「練り物」一般をパテと呼称するようになり[5]、現在では従来通りの生地で包んで食す他、スプレッドとしてパンやクラッカーなどに塗布して食したり[6]、挽肉などを練り上げ、焼き上げてハンバーグのようにして食すなど、広く用いられる[3]。
豚肉を用いたものはパテ・ド・カンパーニュ(田舎風パテ)と呼ばれる。
原議ともなるパイ生地で包んだ料理は、今日ではパテ・アンクルートと呼ばれる[3]。また、パイ生地の中身(本項で言うところのパテ)をテリーヌ型に入れて固め、型ごと提供する料理をテリーヌと呼ぶ[3]。
英語圏のパティ

英語圏のパティ(patty)は中央アジアに暮らしていたタタール人の料理がルーツと考えられている[7]。
現在主に作られるパティは、ハンバーグに似た肉料理で、ひき肉を平らに伸ばして焼いたものである[8]。ハンバーグと違い卵、パン粉などのつなぎを使わず、調味料などを除けば、材料は全て肉である。主にパン(バンズ)ではさんでハンバーガーにする。ハンバーガー用のパティをハンバーガーパティ、あるいはバーガーパティとも呼ぶ[8]。
脚注
関連項目
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