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ビスマルク海
太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域 ウィキペディアから
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ビスマルク海(ビスマルクかい Bismarck Sea)は、太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域である。名称は、ビスマルク諸島と同じく、ドイツの首相であるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ。
南西をニューギニア島に、北から南東にかけてをビスマルク諸島(アドミラルティ諸島、ニューアイルランド島、ニューブリテン島)に囲まれている。南西のダンピール海峡・ヴィティアス海峡を通じて、ソロモン海と結ばれている[1]。広さは東西約700km、南北約350km、最大水深は約2,500m[2]である。沿岸の主な町としてはラバウルやマダンなどがある。
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範囲

国際水路機関(IHO)はビスマルク海の範囲を以下のように定義している[4]。
- 北と東: ニューアイルランド島の北と北東の海岸、ニューハノーバー島、アドミラルティ諸島、ハーミット島、ニニゴ諸島、マヌ島、アウア島、ウブル島からニューギニア島のバウディッシン岬(Baudissin Point)(東経142度02分)までを結ぶ線
- 南東: ニューアイルランド島から南緯4°50'線に沿ってニューブリテン島の海岸まで、ニューブリテン島の北の海岸沿い、ニューブリテン島の西端からウンボイ島の北端を通ってニューギニア島のテリアタ岬(Teliata Point)(南緯5度55分 東経147度24分)までを結ぶ線
- 南西: ニューギニア島の北東の海岸
鉱物資源
近年のビスマルク海海底の探査により、硫化物・銅・亜鉛・銀・金を含む層が発見された。それらが浅い、穏やかな海に分布しているので、これらの調査結果は非常に重要である。パプアニューギニアは、国際法に基づきこれらの鉱物の採掘の権利を有する[5]。
脚注
関連項目
外部リンク
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