トップQs
タイムライン
チャット
視点

ビスマルク海

太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域 ウィキペディアから

ビスマルク海map
Remove ads

ビスマルク海(ビスマルクかい Bismarck Sea)は、太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域である。名称は、ビスマルク諸島と同じく、ドイツ首相であるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ。

概要 ビスマルク海 Bismarck Sea, 位置 ...

南西をニューギニア島に、北から南東にかけてをビスマルク諸島(アドミラルティ諸島ニューアイルランド島ニューブリテン島)に囲まれている。南西のダンピール海峡ヴィティアス海峡英語版を通じて、ソロモン海と結ばれている[1]。広さは東西約700km、南北約350km、最大水深は約2,500m[2]である。沿岸の主な町としてはラバウルマダンなどがある。

第二次世界大戦中の1943年3月3日-4日に、この海域でビスマルク海海戦があった[3]

Remove ads

範囲

Thumb
ビスマルク海の島
Thumb
ウラウン山とロロバウ島

国際水路機関(IHO)はビスマルク海の範囲を以下のように定義している[4]

  • 南東: ニューアイルランド島から南緯4°50'線に沿ってニューブリテン島の海岸まで、ニューブリテン島の北の海岸沿い、ニューブリテン島の西端からウンボイ島の北端を通ってニューギニア島のテリアタ岬(Teliata Point)(南緯5度55分 東経147度24分)までを結ぶ線
  • 南西: ニューギニア島の北東の海岸

鉱物資源

近年のビスマルク海海底の探査により、硫化物亜鉛を含む層が発見された。それらが浅い、穏やかな海に分布しているので、これらの調査結果は非常に重要である。パプアニューギニアは、国際法に基づきこれらの鉱物の採掘の権利を有する[5]

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads