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フェラーリ・F138

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フェラーリ・F138
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フェラーリ F138 (Ferrari F138) は、スクーデリア・フェラーリ2013年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要 カテゴリー, コンストラクター ...
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概要

F138は2013年2月1日にフェラーリの本拠地マラネッロで公開され、2月5日のヘレステストでシェイクダウンを行った。

F138という車名は「西暦2013年+V型8気筒エンジン」から命名された(開発コードは「664」)[1]。このネーミングには、現行のV8エンジンが最終年という意味も込められている[1]

翌2014年にターボエンジンの導入などの車両規定変更が控えていることから、フェラーリは開発スタッフを2班体制に再編し、2013年のマシンに関してはシモーネ・レスタが責任者となる[2]。また、問題の多かった自社風洞を当面閉鎖し、ケルントヨタ・モータースポーツ (TMG) の風洞で空力研究を行うとした[2]

フロントノーズにはレギュレーションで認められた化粧板(バニティパネル)を装着し、前年のF2012にあった様な段差を解消した[3]。ノーズ下面にはエアダクトを設けている[4]

車体前半部分のプルロッドサスペンションなどはF2012と共通しているが、後半部分はおもに空力面で改良が加えられた。リアサスペンションのアームやロッドの配置を変え、ドライブシャフトを整流カバーで覆う[5]など、レッドブルに似たレイアウトを採用した[6]。また、リアウィングの翼端板に縦方向のスリットを2列刻んでいる[6]

カラーリングはシンボルカラーの深紅の下に白と黒のラインを加えてイメージを変えている。

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スペック

シャーシ

エンジン

  • エンジン名:フェラーリ Tipo056
  • 気筒数・角度:V型8気筒・90度
  • 排気量:2,398cc
  • 最高回転数:18,000rpm(レギュレーションで規定)
  • シリンダーブロック:砂型鋳造アルミニウム
  • バルブ数:32
  • バルブ駆動:圧搾空気式
  • ピストンボア:98mm
  • 重量:95kg
  • 燃料シェル V-Power
  • 潤滑油:シェル Helix Ultra
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記録

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脚注

外部リンク

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