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ブルーノ・ホルテラーノ

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ブルーノ・ホルテラーノ
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ブルーノ・ホルテラーノBruno Dominix Hortelano Roig1991年9月18日 ‐ )は、スペイン陸上競技選手。オーストラリアニューサウスウェールズ州ウロンゴン出身。専門は短距離走100m200mのスペイン記録保持者(10秒06と20秒12)。

概要 ブルーノ・ホルテラーノ, 選手情報 ...
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経歴

要約
視点

科学者であるスペイン人の両親の下、オーストラリアニューサウスウェールズ州ウロンゴンに生まれた。両親はスペインで生まれ育ったが、仕事の関係でオーストラリア、そしてカナダに移り住んだ。オンタリオ州バーリントンで育ったホルテラーノは8歳の時に陸上競技アメリカンフットボールを始めた[1][2]

2009年、カナダにあるアサンプションカトリック高校 (Assumption Catholic School) を卒業。高校在籍中には2009年のOFSAA (Ontario Federation of School Athletic Associations) 選手権男子100mで4位に入るなど活躍。また、アメリカンフットボールにも取り組んでいたホルテラーノは2007年にチーム最優秀守備選手賞を受賞した[3]

2013年8月、シニア世界大会デビューとなったモスクワ世界選手権では男子200mと男子4×100mリレーに出場。男子200mは予選をスペイン新記録の20秒47(0.0)で通過して準決勝まで進出した。3走を務めた男子4×100mリレーでは予選で38秒46のスペイン新記録樹立に貢献したが、決勝進出には0秒05届かなかった[4]

2014年、コーネル大学を卒業。大学在籍中には世界選手権などの国際大会を経験した。国内大会ではアイビー・リーグ選手権 (Ivy League Outdoor Track & Field Championships) の男子100m・200m・400m・4×100mリレーで優勝を経験したほか、全米学生室内選手権 (NCAA Division I Indoor Track & Field Championships) 男子200mで7位に入るなどの実績を残した[5]

2016年6月23日、ミーティング・マドリード (Meeting de Atletismo Madrid) 男子100mで10秒08(+1.4)、10秒06(+1.0)と2レース連続でスペイン新記録を樹立。アンヘル・ダビド・ロドリゲスの持つスペイン記録(10秒14)を8年ぶりに更新し、スペイン人初の10秒0台に突入した[6]

2016年7月、8日のアムステルダム・ヨーロッパ選手権男子200m準決勝を20秒39(-1.1)のスペイン新記録で通過すると、決勝では20秒45(-0.9)とタイムを落としたもののチュランディ・マルティナ(20秒37)に次いで2位に入った。その後、マルティナはレーン侵害で失格となり、ホルテラーノが1位に繰り上がった[7]。これはスペインがヨーロッパ選手権のショートスプリント種目(100m・200m)で獲得した初のメダルであり、スプリント種目(ハードルは除く)で獲得した初の金メダルでもあった[8]。2週間後のロンドンアニバーサリーゲームズ男子200mでは自身の持つスペイン記録を20秒18(-0.3)に短縮した。

2016年8月、オリンピックデビューとなったリオデジャネイロオリンピックでは、16日の男子200m予選を20秒12(-0.2)のスペイン新記録で通過。翌日の準決勝でもスペイン記録に迫る20秒16(-0.2)をマークしたが、決勝進出には0秒06届かなかった[9]

2016年9月5日、いとこの運転する車でマドリード郊外の高速道路を走行中だった午前7時頃、居眠り運転(アルコールも検出)をしていたいとこの車はトラックに衝突。助手席に座っていたホルテラーノは右手に深刻な怪我を負った[10][11]

2017年、事故の影響でシーズンを棒に振ったが、11月には久しぶりに(リオデジャネイロオリンピック以来)スパイクを履いて室内300mをテストで走り、33秒2をマークした[12]

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自己ベスト

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。

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主要大会成績

  • 備考欄の記録は当時のもの
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脚注

外部リンク

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