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ポーハタン級艦隊航洋曳船
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ポーハタン級艦隊航洋曳船(英語: Powhatan-class fleet ocean tug)はアメリカ海軍の航洋タグボートの艦級。
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設計
設計面では、民間のプラットフォーム補給船に準拠しており、商船規格で建造されている。なお、船体形状は、特殊なダブルチャイン型とされた。主機関としては、ゼネラルモーターズ社のEMD 20-645X7ディーゼルエンジンを2基搭載した。また推進器としては、スクリュープロペラ2軸のほか、出力300馬力のバウスラスター1基も備えている。陸岸曳引力は60トン[1]。
艦尾甲板は広大な作業甲板とされており、曳航やサルベージ、潜水作業支援、水難救助、消防など多目的に用いられる。潜水作業支援にあたる場合、作業甲板にMk.1 mod.1潜水支援モジュール(重量90トン)を搭載し、海軍の潜水士20名を支援できる。作業甲板直前の船楼後端部右舷には力量10トンの電気油圧式クレーンを備えており、物資・装備の揚降や移動に用いられる。なお、平時は非武装だが、必要に応じて20mm単装機銃2基と12.7mm機銃2挺を搭載することができる[1]。
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同型艦
1975年度計画で1隻、1976年度計画で3隻が建造された。また1978年度計画では5隻の建造が計画されたものの、3隻のみが認められた。これらは、1979年より順次に海上輸送司令部 (MSC)で就役を開始した[1]。
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参考文献
関連項目
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