トップQs
タイムライン
チャット
視点
マヒドン大学
タイの大学 ウィキペディアから
Remove ads
マヒドン大学(英語: Mahidol University、公用語表記: มหาวิทยาลัยมหิดล)は、バンコクに本部を置くタイ王国の国立大学。1888年創立、1943年大学設置。大学の略称はMU。 タイ最初の国立医科大学であるシリラート医科大学を前身とする。マヒドンは「タイの医療の父」とも言われるマヒドン・アデゥンヤデート(ラーマ9世の父)王子に由来する。医学・薬学系および工学系(特に生体工学・化学・環境工学)・情報工学分野はタイ最古の歴史を持つチュラーロンコーン大学と双璧となっており、理系だけでなく文系学部も有する総合大学である。特に、国際教養学系のMUIC(Mahidol University International College)は、タイの国立大学で初めて英語の学部国際プログラムを提供し、欧米を含む海外留学生が多いことでも知られている。
Remove ads
概要
創立は1888年にラーマ5世国王陛下(チュラーロンコーン大王)によって設置されたシリラート病院の設置まで遡り、同病院のメディカルスクールは1893年に最初の医学博士号を授与したタイ最古の高等教育機関である。当時、医師の養成はシリラート病院において行われていた。1943年にチュラロンコン大学医学部の歯学・薬学・獣医学部門の一部と統合・再編され、シリラート医科大学としてタイで初めての国立医科大学となった。1969年に現在のマヒドン大学に改称した。
現在は17学部、9つの研究所、6つのカレッジ、5つのセンターを有する総合大学へと発展し、キャンパスはバンコクを中心に6つ有している。
タイムズ・ハイアー・エデュケーションの世界大学ランキング2017-2018ではタイで1位[1](チュラロンコン大学・タマサート大学と共にタイTOP3の名門大学)、アジアでは97位[2]、2015年には、QS World University Rankingsによると医学分野では世界のトップ100の大学にランクされている。
2015年、鳥取県がマヒドン大学及びタイ工業連盟(医療機器部会)との間で「医療機器産業を担う人材育成」覚書を締結。[3]

Remove ads
沿革
- 1888年 ラーマ5世国王陛下(チュラーロンコーン大王)によって開設されたシリラート病院として創立。
- 1889年 シリラート病院附属の医学校が設立。
- 1893年 同病院の医学校が最初の医学博士号の授与を開始(タイ最古の高等教育機関)
- 1896年1月 看護学部の前身となる看護学校が設立。
- 1943年 チュラロンコン大学医学部の歯学・薬学・獣医学部門の一部と統合され、シリラート医科大学として再編(タイで初めての国立医科大学)。
- 1948年 公衆衛生学部の開設。
- 1949年 看護学部の開設。
- 1957年 医療技術学部の開設。
- 1960年 熱帯医学部の開設。
- 1965年 理学療法学部の前身となる理学療法学校が設立。
- 1969年 マヒドン・アデゥンヤデート王子の名を冠したマヒドン大学に改称。
- 1972年 医学部から分離した看護学部が開設。
- 1987年 学部生向けの選択科目として音楽科目を設置。
- 1994年 音楽大学(The College of Music)を設立。
- 1999年 理学療法学校が理学療法学部へ昇格。
Remove ads
学部・大学院
研究機関
カレッジ
センター
- 国立動物実験センター
- 国立ドーピングコントロールセンター
- マヒドン障害者支援サービスセンター
- Golden Jubilee Medical Center
- 図書館・ナレッジセンター
学術協定校[4]
|
|
|
日本における協定校
|
|
|
- 部局間学術交流協定
関連項目
- 医学部があるタイの他の大学
- チュラーロンコーン大学 医学部
- チェンマイ大学 医学部
- コンケン大学 医学部
- プリンス・オブ・ソンクラー大学 医学部
- タンマサート大学 医学部
- ナレースワン大学 医学部
- ランシット大学 医学部
- シーナカリンウィロート大学 医学部
- モンクット王工科大学ラートクラバン校 医学部
- メーファールアン大学 医学部
- ワライラック大学 医学部
- マハーサーラカーム大学 医学部
- ウボンラーチャターニー大学 医学部
- パヤオ大学 医学部
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads