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ママと恋に落ちるまで
アメリカのテレビドラマ ウィキペディアから
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『ママと恋に落ちるまで』(ママとこいにおちるまで、原題: How I Met Your Mother、略称: HIMYM )は、米国CBSにより2005年9月19日から2014年3月31日まで放送されていたシットコムのテレビコメディシリーズである。9シーズン、全208話。
本シリーズは、主人公テッド・モズビーと彼のマンハッタン生活における友人グループを描いている。彼が2030年に彼の息子と娘に彼らの母親に出会うまでの出来事を始めから順々に語って行くという枠物語形式によって話が順々に展開していく。
本シリーズは、Craig Thomas および Carter Bays の原作による。彼ら2人は、エグゼクティブ・プロデューサーでもあり、しばしば脚本も書いている。本シリーズは彼ら2人がニューヨーク市で共に生活していた時の友情に触発されたものであり、本シリーズにもやんわり反映されている。[1]
本シリーズは、今のところ、4人の監督のみで製作されている。例えば、米国で放送済みの8シーズン184話のうち、パメラ・フライマンが172話、ロブ・グリーンバーグが7話、 Michael Shea が4話、 ニール・パトリック・ハリス が1話である。
ユニークな構成とエキセントリックなユーモアを持つこの番組は、ほとんどの放送時に好評価を得ており、数年来の熱狂的ファンを獲得している。
本シリーズは、エミー賞(プライムタイム・エミー賞)において、コメディ部門作品賞・助演男優賞・マルチカメラシリーズ部門美術監督賞・マルチカメラ・シリーズ部門撮影賞各部門で計28回ノミネートされ、そのうち9回受賞している。
ピープルズ・チョイス・アワード (People's Choice Awards) においては、2010年にリリー・アルドリン役のアリソン・ハニガン (Alyson Hannigan) が『大好きなテレビコメディ女優賞』を、2011年にバーニー・スティンソン役のニール・パトリック・ハリス (Neil Patrick Harris) が『大好きなテレビコメディ男優賞』を、放送開始から7年後の2012年には How I Met Your Mother が『大好きなネットワークテレビコメディ賞』を、再度ニール・パトリック・ハリスが『大好きなテレビコメディ男優賞』を獲得している。その他、受賞の詳細については、 List of awards and nominations received by How I Met Your Mother を参照のこと。
日本では、FOXライフにて2009年12月6日から放送が開始され、2011年2月22日からはシーズン3が放送開始されていたが、2011年9月30日のFOXライフそのものの放送終了後、FOXチャンネルに移行し、2011年11月13日、改めてシーズン1から放送開始されている[2][3]。
その後、本ドラマのスピンオフである『パパと恋に落ちるまで』(原題:How I Met Your Father)がウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の定額制動画配信サービスであるHuluのオリジナルドラマとして制作されることが2021年に報じられ[4]、2022年1月18日から2023年7月11日まで配信されたが、同年9月に全2シーズン30話で打ち切られる事が発表された。
日本では同じく同社傘下の定額制動画配信サービスであるDisney+のスターにて、2022年3月9日から独占配信されることが同年2月に発表された[5]。
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概要
2030年、テッド・モズビーは、息子と娘に自分がいかにして妻と出会ったかについて語り始める。物語の始まりは2005年、彼の親友であるマーシャルとリリーが婚約したことで、テッド自身も結婚を意識し始め、いつものバーで見かけた女性ロビンに一目惚れをするところから始まる・・・。
本シリーズは、ニューヨークに出て来た若きテッドが、いかなる変遷を経て子供たちの母親と出会うに至ったかを、親友たちとの交流と共に愉快に描き上げる物語である。
登場人物
- テッド・モズビー (Ted Mosby)
- 演 - ジョシュ・ラドナー 、日本語吹替 -
- 本作品の主人公。建築家。マーシャルとリリーの婚約に触発され、真剣に結婚相手を捜し始める。
- スター・ウォーズ・シリーズの大ファンで、理想の女性の条件にそのファンであることを求めるほど。
- 作品内のナレーションもテッド(2030年の本人という設定)が行っているが、こちらはボブ・サゲットが務めている。
- しかし、最終回のラストシーンで結婚相手は既に他界しており、結局誰と結婚したのかわからないまま物語は終わった。
- これに関して製作側は「シリーズを長引かせているうちに、原作者が番組そもそものテーマに興味を失ってしまった。」、「長く続いている内に、中々出て来ないママよりも、8年間毎週欠かさず登場した友人たちにこそ愛情が湧いた」等とのコメントを出した。
- マーシャル・エリクソン (Marshall Eriksen)
- 演 - ジェイソン・シーゲル、日本語吹替 -
- テッドのウェズリアン大学以来の一番の親友かつルームメイト。現在はコロンビア大学のロースクールで環境関連の事項を取り扱った弁護士になるため勉強中。
- ゲームが得意で、新しいゲームを自分で作ったこともある。普段は穏和な性格だが、いざとなった時の腕っ節は異常に強い。家族全員非常に背が高く、彼も1m90cmを超える大男だが家族の男性陣の中では一番背が低い。
- リリー・アルドリン (Lily Aldrin)
- 演 - アリソン・ハニガン、日本語吹替 -
- 保育士/幼稚園教諭でマーシャルと婚約。彼女もテッド達と同じウェズリアン大学に通い、マーシャルと出会った。
- 5人の中でも喧嘩の仲裁役を担うなど姉御のような役割を果たすことがある一方、浪費癖があったり口が軽く秘密をすぐに他人に話してしまったりもする。
- バーニー・スティンソン (Barney Stinson)
- 演 - ニール・パトリック・ハリス、日本語吹替 -
- 自称テッドの一番の親友。極度の女好きでコミットメント・フォビア。毎晩のように女性を口説いては一夜限りの関係を繰り返している。独自の哲学を持ち、常にスーツを着ている。手品が得意で、女性を口説くときに腕前を披露することがある。
- 仕事の面では専用のかなり広いオフィスを持っているが、具体的に何をしているかはテッド達すら知らない。
- 自身の日々を綴ったブログを運営しており、実際にCBSの公式サイトでそれを模したものを閲覧することができる。
- ロビン・シャーバスキー (Robin Scherbatsky)
- 演 - コビー・スマルダーズ、日本語吹替 -
- ニュースアンカーでテッドの元恋人。ロビンはカナダから新しいテレビ局で就職するため移住してき、テッドとマクローレンズで出会い、彼に『完璧な妻』を見つけるようにさせた。テッドとの関係がうまくいかなくても、二人は親友のままである。彼女のカナダでの経験を友人たちからよくジョークのネタにされるが、大抵はバーニーがネタにする。葉巻を吸い、スコッチを好むことにバーニーが惹かれた。その後、二人は交際を初め、結婚した。シーズン2で、彼女は十代の頃、ロビン・スパークルズという芸名の元、『Let's Go to the Mall』(モールに行こうよ) というヒット曲を持つポップスターであったことが明らかになった。その後、彼女はグランジ路線に移行した。彼女のフルネームはロビン・チャールズ・シャーバスキー・ジュニアであるとシーズン4第6話『フラれた女との再会』で明らかになった。理由は彼女の父親が息子を持てなくて、がっかりしたからであった。
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エピソード一覧
シーズン一覧
シーズン1 (2005年 - 2006年)
シーズン2 (2006年 - 2007年)
シーズン3 (2007年 - 2008年)
シーズン4 (2008年 - 2009年)
シーズン5 (2009年 - 2010年)
シーズン6 (2010年 - 2011年)
シーズン7 (2011年 - 2012年)
シーズン8 (2012年 - 2013年)
シーズン9 (2013年 - 2014年)
- 第185話(S9第1話) "The Locket"
- 第186話(S9第2話) "Coming Back"
- 第187話(S9第3話) "Last Time in New York"
- 第188話(S9第4話) "The Broken Code"
- 第189話(S9第5話) "The Poker Game"
- 第190話(S9第6話) "Knight Vision"
- 第191話(S9第7話) "No Questions Asked"
- 第192話(S9第8話) "The Lighthouse"
- 第193話(S9第9話) "Platonish"
- 第194話(S9第10話) "Mom and Dad"
- 第195話(S9第11話) "Bedtime Stories"
- 第196話(S9第12話) "The Rehearsal Dinner"
- 第197話(S9第13話) "Bass Player Wanted"
- 第198話(S9第14話) "Slapsgiving 3: Slappointment in Slapmarra"[6]
- 第199話(S9第15話) "Unpause"[7]
- 第200話(S9第16話) "How Your Mother Met Me"[6]
- 第201話(S9第17話) "Rally"[7]
- 第202話(S9第18話) "Sunrise"[6]
- 第203話(S9第19話) "Vesuvius"
- 第204話(S9第20話) "Daisy"[6]
- 第205話(S9第21話) "Gary Blauman"
- 第206話(S9第22話) "The End of the Aisle"
- 第207話(S9第23話) "Last Forever, Part 1"
- 第208話(S9第24話) "Last Forever, Part 2"
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その他
- The Bro Code
- シーズン3の第17話(通算第61話)「30歳の誕生日」"The Goat" で登場した、バーニー・スティンソン著という設定の人生啓蒙書。2008年10月14日出版。オーディオブック版も発売されている。
- Bro on the Go
- 上記の続編。2009年11月3日出版。
- The Playbook
- シーズン5の第8話(通算第96話)「恋のプレイブック」"The Playbook" で登場した、女性を落とす方法を数多く記した本。2009年11月3日出版。
- Nothing Suits Me Like a Suit
- シーズン5の第12話(通算第100話) 「スーツに込めた愛」"Girls vs. Suits" にて使われた楽曲。2010年1月5日配信。iTunes Storeで購入可能。
配信された時点でシーズン5は日本未放送だったが日本でも配信となった。バーニーを始めとする主要キャストがスーツの素晴らしさを歌った一曲。
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脚注
外部リンク
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