メソテリウム

メソテリウム（Mesotherium）は、既に絶滅した南蹄類の動物である。

メソテリウム
生息年代: 新生代第四紀更新世カラブリアン ~1.2–0.781 Ma PreЄ Є O S D C P T J K Pg N ↓
メソテリウムの頭骨
地質時代
更新世
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 哺乳綱 Mammalia 亜綱 : 獣亜綱 Theria 下綱 : 真獣下綱 Eutheria 目 : 南蹄目 Notoungulata 亜目 : ティポテリウム亜目 Typotheria 科 : メソテリウム科 Mesotheriidae 亜科 : メソテリウム亜科 Mesotheriinae 属 : メソテリウム属 Mesotherium
学名
Mesotherium Serres, 1867
シノニム
Typotherium
種
M. cristatum M. hystatum M. maendrum M. pachygnathum

概要

南蹄類（南蹄目）ティポテリウム亜目の中型哺乳類である。推定体重55kg程と、小型のヤギに似た体躯を持つ^[1]。南米に生息した。

草食性だが、切歯の他に臼歯も一生伸び続けるような進化をとげている。犬歯と小臼歯は退化しており、ネズミなど齧歯類に似たような顔つきになった。なお、南蹄類としては最末期の種である。